魔女の秘薬とホメオパシーレメディ

      2017/08/11

ナチュロパシーコース

秋期開講日:2017年10月28日(土)

開校10年を記念して入学金が免除!

ナチュロパシーコースは、子どもや家族の健康を一生に渡って守っていかれる

「ナチュロパス(自然療法家)」になることを目的としています。

さらには、プロフェッショナルとして、同じ想いを持つママたちのチカラになりたい、そんな想いを実現するために、幅広い知識と高い技術を習得することを目的としています。

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「魔女」って魅惑的な響きですね!?

 

昔、まだ小さかった子どもたちから、「おかあさんって魔女みたい」と言われていました。。。(笑)

 

「風邪をひくと、お腹が痛いと、おかあさんはごそごそと、ちいさなビンを持って来て、小さなさとう粒を私たちの口に入れてくれ、それを舐めるとたちまち痛みや気持ち悪いのが消えるから」だったそうです。

 

「魔女」と言われて、嬉しい気もしていました。。。(笑)

 

きっと「魔女」という言葉の響きが好きだったのかもしれません。

 

こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。

 

東京の新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。

 

 

ホメオパシーのセッションとはどういうもの?

 

今回はホメオパシーのセッションについて少し触れてみたいと思います。

 

ホメオパシーのセッション(健康相談)では、ご相談に来られるクライアントさんに対して、初回は通常2時間ほどお話をお伺いします。

 

時には3時間ほどになることもありますが、ホメオパスはクライアントさんのお話に集中し、ただひたすら話されることを受け取っていきます。

 

基本的にはあまり質問をしません。それは、クライアントさんのお話の中にその方の全てが表現されているので、それを妨げることを避けるためです。

 

ただ必ずどんな方にもお尋ねする質問があります。

 

そのひとつが「夢」です。

 

以前インドの著名なホメオパスであるRajan Sankaran氏が言っていたことばがあります。

 

「夢は解釈してはいけないが、それを無視してもいけない。」と。

 

クライアントさんのレメディを探していく上で、夢は重要な情報となることがあるのですが、その一方でそれを扱う難しさを語ったことばです。

 

ホメオパシーでは、クライアントさんに必要なレメディを見つけていくためにレパートリーという本を使います。

 

さまざまな症状が集められたもので、症状からレメディを探していくための本です。

 

精神的な症状から肉体的な症状までそうとうな数の症状が集められています。

 

精神的な症状の項目では、「目覚めると不安感に襲われる」「頭痛が起こると悲しくなる」「批判されることに耐えられない」「質問されるとイライラする」「動物に対して残酷になる」「酔うと死にたくなる」「慰めを嫌う」「暗闇が怖い」「黒い犬が怖い」など。。。

 

また身体的な症状では、部分ごとに症状が列挙され、その他には食べ物の好みや汗のかき方など症状はとにかく細かく膨大です。

 

夢の話に戻りますが、実際にクライアントさんからお聞きする夢の話の中では、「トイレの夢」や「何かに間に合わないで焦っている夢」「追われる夢」「空を飛んだり、空中を浮かんでいたりする夢」などが多い気がしますが、

 

レパートリーの夢の項目を見ると当然ながら人間の見る夢は誠にさまざまです。

 

このように、ホメオパシーではクライアントさんの表現する全てを症状として捉え、それらの症状がひとつの繋がりを見せたときに、その方により必要なレメディに近づいていくことができるのです。

 

魔女の秘薬と妄想のレメディ

 

レパートリーの精神的症状の項目に、夢と同様に重要な症状として「Delusions妄想」という項目があります。

 

「誰かに見張られているような気がする」「自分は価値のない人間である」「私の病気はもう治らない」「世界中でひとりぽっちだ」「私の体は臭い」「自分は囚われの身だ」など。。。

 

人間の拘りや執着、手放すことのできない、取り付かれていることなど、言うなればホメオパシーで言う「妄想」はその人の世界観の現われであり、夢はその表現のひとつと考えるのです。

 

クライアントさんのレメディを探していく上で、「妄想」と「恐怖」、「夢」は三位一体として重要なポイントとなります。

 

ところで、レパートリーの「Delusion妄想」の項目で、「floating浮かんでいる」と「flying飛んでいる」を見ると、それらの症状を持つレメディが「floating浮かんでいる」では97個あり、「flying飛んでいる」では33個もあります。

 

その中でもひときわ目を引くレメディがAcon. (アコナイト)Agar.(アガリクス)Anh.(アナロニウム)Bell.(ベラドンナ)Con.(コニウム)Hyos.(ハイオサイマス)Op.(オピウム)Stram. (ストロモ二ウム)などのユニークな植物から作られているレメディです。

 

次に、これらの非常に魅力的な植物から作られているレメディをご紹介しましょう。

 

飛ぶ妄想や飛ぶ夢を見るレメディ

 

  • Aconitum アコナイト(学名)Aconitum napellus

(一般名)ヨウシュトリカブト (科名)キンポウゲ科

トリカブトの毒成分は、おもにアコニチン、メサコニチン、ヒパコニチンといった猛毒のアルカロイドで、ちなみにアコニチンの致死量は体重1キログラムに対して0・308ミリグラム、60キロの大人でも18ミリグラムで死にいたります。

 

トリカブトは亜種も含めると約300種類と非常に多く、その中でもヨーロッパ産のヨウシュトリカブトが毒性が強いのです。

 

古今東西トリカブトのその毒は、狩猟や毒殺、自殺に使われてきた歴史があります。

 

トリカブトはギリシャ神話の中で、地獄の番犬ケルベロスの吐いた泡から生まれたとあります。

 

この犬は、ヘラクレスによって地上に連れ出され、太陽の光をあびるやいなや恐怖におののいて泡をふき、そこからトリカブトが生えてきたといいます。

 

レメディのアコナイトも突然生じた恐怖感で自制心を失ったり、ショックやパニック症状に使われるレメディです。

 

  • Agaricus アガリクス(学名)Agaricus muscarius syn.

(一般名) フライ・アガリック (科名)ハラタケ科

「不思議の国のアリス」にも出てきそうなキノコです。

 

フライ・アガリックの名称は、ハエを殺す毒として長らく用いられてきたことに由来しますが、幻覚を誘発する成分があり、シベリアの祈祷師が幻覚状態に入るときに用いていたこともあるそうです。

 

歴史上、幻覚剤や霊媒の道具として使われてきましたが、実は「不思議の国のアリス」のお話の中にも、幻覚作用をもたらすような植物がよく登場します。

 

これらの植物は、アリスの「大きくなったり小さくなったり」するお話のアイデアに一役買っているのです。

 

少量では鎮静作用をもたらしますが、毒性が強いので過量になると致死の危険性があります。

 

ホメオパシーでは、不安感や恐怖感があって、病的に死について思い悩んでしまう人や、ガンではないかと強迫観念に捉われてしまうような人に適しています。

 

そしてまたこのレメディは「私の体はとても小さい」という妄想を持っています。

 

恐怖や不安で小さくちじこまってしまっているかのように。

 

  • Anhaloniumアナロニウム(学名)Lophophora williamsii

(一般名)ペヨーテ(科名)サボテン科

ペヨーテは、アメリカのテキサス州南部からメキシコの東シェラ・マドレ山脈一帯に分布するサボテンで、そのまま口に入れると、LSDのように強烈な幻覚をおこします。

 

メキシコ先住民は、2000年以上も前から「聖なる植物」として崇拝してきました。

 

ペヨーテがひきおこす幻覚の世界が超越的異界との遭遇をはたすと信じられているからです。

 

ホメオパシーでは、外的な世界との繋がりから撤退し、夢の世界に逃避をしているような常態にいる人に使われます。

 

数年前に実父が外科手術を受けた後に見当識喪失がおき、このレメディで現実に戻ってこられた経験があります。

 

  • Hyoscyamusハイオサイマス(学名)Hyoscymus niger

(一般名)ヒヨス (科名)ナス科

ヒヨスは、LSDのような幻覚作用と睡眠作用や鎮静作用といった向精神作用にも似た作用を持っています。

 

かつてアポロンの神殿につかえる巫女たちは、ヒヨスの煙を吸いながら恍惚の状態で未来を告げたといわれています。

 

また、魔女が空を飛ぶという伝説は、この特殊な幻覚作用がもたらしたものだといわれています。

 

シェークスピアは、ハムレットの父親殺害の道具に使いました。

 

ホメオパシーでは、「監視されているのではないか」「毒を盛られているのではないか」「騙されているのではないか」という妄想に悩まされるレメディであり、また性的な執着が見られ、性フェロモンを放出しているレメディです。

 

  • Stramoniumストラモニウム(学名)Datura stramonium

(一般名)ヨウシュチョウセンアサガオ(科名)ナス科

ラッパのような大ぶりの花を持つこの植物は、園芸植物として一時期人気があったエンゼルトランペットの仲間です。

 

江戸時代の外科医・花岡青洲がチョウセンアサガオの調合薬で全身麻酔をおこない、乳がんの手術をしたのが1805年(文化2年)のことです。

 

チョウセンアサガオの成分は、同じナス科のマンドレークやヒヨス、ベラドンナなどに共通するトロパンアルカロイドで、神経に作用し、幻覚や錯乱状態をひきおこします。

 

なにやらゾンビを生み出す軟膏にも使われたといいます。

 

このレメディも、見当識喪失を伴う興奮性、錯乱、暴力、暗闇の恐怖を持っています。

 

アガリクスとは対照的に、「身長が高くなったような」妄想を持つレメディでもあります。やはり「不思議の国のアリス」に登場する植物です。

 

ホメオパシーのレメディの中には毒草もありますが、もちろん何れも成分が入っていないものなのでご心配なく。

 

他にBelladonnaベラドンナ(デッドリー・ナイトシェイド)やConiumコニウム(ヘムロック)、Opiumオピウム(アヘン)なども「飛ぶ」という妄想を持ったり、「飛ぶ」夢を見るレメディであり、

 

何れもヨーロッパ中世では、魔女達がそれらに秘められた魔力を信じて「飛ぶ秘薬」として軟膏にして使っていたようです。

 

さて、今夜はどんな夢を見るかしら。。。と

 

ホメオパシーのレメディって、どれもホントに魅力的ですね〜!

 

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東京スクールオブホメオパシー代表

(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子

東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)

℡ 03-5227-8305

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