コーヒーの効用
2017/08/11
スターバックスが日本に誕生して20年だそうです。
銀座の松屋通りに出来たそのお店は、当時から今もいつも人でいっぱいです。
こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。
東京新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。
コーヒーはカラダにいい?
1日に5杯以上コーヒーを飲む人の肝臓ガンの発症率は、飲まない人の4分の1だとか。。。
日本女性のガンの中で死亡率が最も高い大腸ガンについても、発症率が半分に抑えられるとか。。。
コーヒーを飲む量が多い人ほどシミが少ないとか。。。
認知症やアルツハイマーを発症するリスクが低いとも。。。
コーヒーって凄いな~と思いますが、このときのコーヒーはもちろん新鮮な豆で、挽きたて、淹れたてのコーヒーであることは間違いないでしょう。
でも、人にはコーヒーで体調を崩す人も、コーヒーを飲みすぎると胃腸をやられ、具合の悪くなる人もいるので、万人に良いとも言えません。
またカフェインの問題もあります。
コーヒーの依存性
日本は世界でも有数のコーヒー消費国です。
コーヒーには依存性があるといわれます。
私たちは、仕事をしたり活動をしたりと、長い時間働いていると、脳の中でアデノシンという疲労物質が出て、アデノシン受容体と呼ばれているたんぱく質とくっついて眠くなります。
カフェインはこのアデノシンと化学的に似ています。
コーヒーのカフェインを摂取すると、アデノシン受容体はアデノシンの代わりに、カフェインとくっつきます。
すると眠くならなくなります。
身体は疲れているのに、脳は眠くならず元気なのです。
問題は、カフェインを取り続けていると、脳がアデノシン受容体をたくさん作ってしまうことです。
脳が、休息のサインをおくりたいのに、カフェインが邪魔をする訳です。
休息モードになれない脳は、さらにアデノシン受容体を作ります。
アデノシン受容体が待っているために、カフェインをもっと取らなくてはならなくなるのです。
一杯のコーヒーで眠気が取れていたところが、だんだんにそれでは足りなくなるのですね。
こうなると、カラダに良いと思っていたコーヒーが、カラダにとっての害にもなるのです。
コーヒーのレメディ
コーヒーから作られているレメディがあります。
ホメオパシーの「似たものが似たものを治す」という考えからからもわかるように、コーヒーのレメディは「不眠」に効果があるのです。
コーヒーのレメディをご紹介しましょう。
Coffea Cruda (Coff.) コフェィア
*心身の興奮から眠れないときに
*心的な高揚や精神の活動過多、過度の興奮から病気を引き起こす
*更年期のホットフラッシュや動悸、不眠
*歯痛(冷やすと楽になる)
*聴覚、味覚、嗅覚、視覚、触覚など、あらゆる感覚が鋭くなる
*痛みに非常に敏感になる
セルフケアとしては、昼間楽しくて、その興奮から眠れなくなってしまったお子さん(もちろん大人も)に良いレメディです。
夏休みは、旅行やイベントなど、楽しいことがいっぱいです。
コーヒーのレメディが役に立つかもしれませんね!
もちろん、コーヒーのレメディも、使い過ぎに注意が必要です。
眠れないからと濫用してしまうと、逆に眠れなくなることもあります。
適切な使い方を知って、役立てて下さい。
東京スクールオブホメオパシー代表
(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子
東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)
℡ 03-5227-8305