ホメオパシーで見る「収集癖」の心理学

      2017/08/11

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あなたも一度は何か「物」を集めたことはありませんか?

 

人それぞれに、それが高価な物であるかもしれませんし、あるいは他人から見ればつまらない物であるかもしれませんが、どちらにしても何故人は「物」を集めるのでしょう?

 

「収集癖に隠された心理」をホメオパシー的に考えてみました。

 

こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。

 

東京新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。

 

そもそも収集癖とは。。。

 

子ども時代を考えてみましょう。

 

子どもが集める物は、その年代を反映しているようにも思われますね?

 

60才以上の人であれば覚えがあるかもしれません、面子(めんこ)やビー玉、バッチ、切手、牛乳ビンのふた(時代を感じる)を集めた記憶はありませんか?

 

ベリーカードなどという物も人気があったようですね。。(実は私は知らないのですが。。)?

 

その後は、キン消し、チョロQ、アニメのキャラクターカード、ミニ四駆などを集めていた子どもも多かったですよね?

 

あなたの子ども時代は、どんな物に人気がありましたか?

 

もちろん大人になっても、切手や釣りのルアー、カメラのレンズ、腕時計、CD、こけし、人形、その収集にはありとあらゆる物がありますね〜

 

どうやら私たち人間には、すでに子どもの頃から「何かを集める」という習性というものがあるのかもしれません。

 

いわゆる「収集癖」とは、どうしても必要となるような生活必需品ではなく、「自分にとって価値があるものを手に入れたい」、こんな本能的なところから来ているものかもしれません。

 

この価値については、あくまでも自分にとっての価値なので、それが社会的に価値を持つ物とは限らず、他人にとってはゴミでしかないような物でも変わりありません。

 

いわゆる社会的に価値のある物を収集する人のことをコレクターと呼んだりしますが、コレクターには男性が多いとも言われます。

 

収集が人間の本能と考えれば、人間が狩猟をしていた時代から、狩で獲物を猟って生きて来た時代があり、この本能は男性本能に近いのかもしれません。

 

「獲物を手に入れる」という行為は、狩猟本能であり、生きることに繋がり、かつてはそれは男の役割だったからです。

 

砒素のレメディは、社会的に価値のある物を収集したがる

 

ホメオパシーのレメディは、プルービングという検証実験によって、それぞれのレメディの精神的な特徴や身体的な特徴がわかっています。

 

つまり、胃腸が弱いとか頻繁に頭痛がある、神経痛がある、子宮筋腫があるなどの身体的な傾向の特徴ばかりでなく、

 

どのような性格で、どんなことに敏感で、どのような思考傾向があるかなどが、それぞれのレメディについてわかっているのです。

 

そんなレメディの中でも、砒素から作られたレメディには、この「収集癖」が見られます。

 

このレメディには、いわゆる社会的に価値がある物を収集したいという傾向があります。

 

砒素はご存知のように「毒物」です。

 

もちろんレメディにはその毒の成分はありませんが、毒物が人間を死に至らしめるように、このレメディには「死」という大きな恐怖が潜在意識の奥底に横たわっています。

 

砒素から作られているレメディには、「死」「病気」「お金」についての大きな不安があり、この社会は危険に満ちているという思い込みがあるのです。

 

そのために、それらの不安から、常に落ち着いていられず、神経質で、潔癖で、几帳面で、イライラしがちで、口やかましくなります。

 

用心深く、お金に関して用意周到ですが、よく泥棒に入られる夢を見ます。例え実際には裕福であってもお金のことがいつも心配です。

 

そしてこの砒素から作られているレメディにも収集癖があり、社会的に価値のある物、高価な物を収集したがる傾向があります。

 

それというのもやはりお金に執着があるので、集めるものもそういった物になるのですね。

 

審美眼も持ち合わせていますが、やはりお金という要素もそこには必要となるのです。

 

そのために、今度は収集した物に対しての不安が出て来ます。「壊してしまったら。。。」「盗まれたら。。。」など。。不安はつきません。

 

砒素のレメディを必要とする人は、こういった健康やお金の心配がストレスとなり、一般的にガンなどの腫瘍を持ちやすくなります。

 

このような場合は、このレメディを摂ることが心身のバランスを回復することとなり、不必要な不安や心配がなくなり、身体の問題も解決し、心から美しい物を楽しむことが出来るようになるのです。

 

硫黄のレメディは、ガラクタを収集したがる

 

「ガラクタ」というのは、少し言い過ぎかもしれませんが、砒素のレメディとの違いを打ち出したかったのでこんな風に言いました。

 

硫黄のレメディは、一般的に楽天家の人に多いです。

 

自分の興味のあることに関しては、もの凄い集中力と情熱で夢中になります。

 

逆に興味のないことに関しては、まったくどうでもよくなります。

 

知識欲や探究心、想像力、発想力、が旺盛で、知らないことを調べることが好きです。

 

人が知らないようなことも調べて自慢したがります。

 

自分の考えや価値観が一番優れいていると思っているので、自分が選んだ物が一番良いと思っています。

 

例えそれが社会的には価値のないものであっても、自分の選んだ物に価値を持つのです。

 

河原に転がっている石でも、人からはガラクタに見えるようなものでも、硫黄から作られたレメディにとってはかけがえのない大切なお宝に思えるのです。

 

つまり、これらは「探究心」から来ているのです。

 

「どうなっているんだろう。。なぜだろう。。。どうして。。。」硫黄のレメディの子どもたちはこんな風によく大人に聞きます。

 

また、とにかく数多く持っているということが重要になります。自慢したいからです。(笑)

 

さらには、興味があること意外はどうでもよいので、部屋の中は掃除もせず「ガラクタ。。?(汗)」でいっぱいになってしまいます。

 

しまいには、自分の趣味を家族に理解されなくなることもあるでしょう。家族は片付けて欲しいと思っているので。。。(汗)

 

探究心の旺盛な硫黄のレメディは、それに社会的な価値があろうとなかろうと、本質を知りたいという探究心から物を集めたいのです。

 

 

病的な収集癖

 

中には、病的な程の収集癖の人もいます。

 

まるで追い立てられるかのようにいくつ買っても満足出来ない。

 

すべて集めないと気が済まないなど。買い物依存などがそうですね。

 

インターネットの普及により、家にいても手軽に物が手に入るようになり、カード決算で買い物も手軽になりました。

 

逆に実際に現金でやりとりをしないので、お金を払っているという感覚が薄く歯止めが利かない。

 

部屋の中には買ったまま箱に入ったままのバッグや靴、袖を通していない服などでいっぱいになっているなど。。。

 

このような人には心の問題が潜んでいることが多いです。

 

まさにホメオパシー療法が得意とする心の問題です。

 

改善例がたくさんありますので、一度ご相談をされることをお勧めします。

 

認知症のお年寄りにもこのような傾向が見られます。

 

認知症の話題は、高齢化社会においてとても身近な問題となっていますが、問題のひとつとしては、外から物を運び込んでしまうことです。

 

認知症のお年寄りに多く見られる傾向としては、「紙」に対する執着が見られると聞きました。

 

レストランのペーパーナプキンをたくさん持ち帰ったり、ペーパータオルを持ち帰ったりとなぜか紙にとても執着が見られると言います。

 

戦前、戦中、戦後と物のない時代を過ごして来たお年寄りの中に、紙が不足していた頃の記憶が残っているためなのかどうかはわかりませんが。。。

 

さらには紙だけではなく、粗大ゴミなども外から持ち込んでしまうこともあるようです。

 

もしかすると、一口に「収集癖」と言ってしまうと語弊があるかもしれません。

 

一般的に「癖」というと、あまりよくないイメージがあるので「収集癖」というと良くないイメージだけで捉えてしまうかもしれませんが、

 

美術品やアンティークなどの価値の高い物を収集するコレクターなどの収集家と一般的な収集家、強迫観念や買い物依存から来る病的な場合、あるいは認知症などのお年寄りに見られるゴミを集めたりすることなど、それぞれ違います。

 

近頃では「断捨裏」ブームですが、やみくもに捨てることばかりに固執せず、自分の気持ちを大切にしながら物と向き合っていきたいですね!

 

また、「癖」によって生きずらく感じている方には、ホメオパシー療法がお勧めです。

 

「物」に対する執着が消え、執着の原因となっている心の問題を解決していきます。

 

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東京スクールオブホメオパシー代表

(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子

東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)

℡ 03-5227-8305

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