人は、人によって傷つき、人によって癒されるーホメオパシーの患者さんに教えられ
2017/08/11
早いもので、9月に入り、学校では新学期が始まり最後のプールの授業かも〜?
さて、オリンピックも終わり、これからパラリンピックが始まるのです〜!
オリンピックでは本当にたくさんの感動をもらい、「やっぱり、人は人によって励まされ、元気
や勇気をもらうんだな〜!」ということを実感しました!
パラリンピックもオリンピック以上に応援しますよ〜!!!
こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。
東京新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。
お釈迦様のおしえ
元気と勇気をもらったオリンピックでしたが、選手のみなさんは、これまで、傷ついたり、悩ん
だり、悲しんだり、毎日この繰り返しだったかもしれません。。。
だからこそ、私たちはその姿に感動して勇気をもらうのでしょうね〜!?
ところで、そもそも私たちが傷ついたり、悲しい思いをするのは、どのような ことによるものか
と考えると、
多くの場合、人との関わりや対人関係によって、心に傷を負うことが多いのだと 思います。
ホメオパシーへのご相談も、職場の人間関係や親との問題、子どもとの関係、夫婦の問題などの
ご相談が多く見られます。
当初のご相談内容は、身体の不調であっても、実はもっと大きな問題が奥底にあったりします。
その関係性が近ければ近い程、傷も大きく、問題も深いものとなります。
でも、またその傷は、人との関わりによって、心が軽くなった り、快方に向かうことも事実です。
これは、私たち人間というものが、ひとりで生きているのではなく、人と人が関わりあって生き
ていく「人間存在の特徴」 を現しているのだと思います。
だからこそ、人を傷つけるようなことなく、人を 勇気ずけたり、励ますことのできるような関わ
り方を心がけて日々の生活を心が けていきたいと思うのです。
お釈迦様は、人との関係 性において、難しい事を言ってはいませんね。
むしろシンプルな表現で、 生き方を明示されています。
「人にされていやなことは、決して人にしてはならない。 人にしてもらって嬉しいことは、自ら
進んで人にしてあげなさい」というものです。
これって、ちいさい頃に親に教えてもらったことではありませんか?
そんな知っているはずのことでも、人に傷つけられてしまった人が、人を傷つけていることも現
実には多く、傷ついた方がホメオパシーに癒しを求めて来られるケースが多いのです。
ホメオパシーでは、レメディを通じてその癒しのお手伝いをさせて頂くのですが、
私たちホメオパス自身が癒しとなるべく「人間力」を養っていかなくてはと思う毎日です。
人には応援してくれる人が必要
最近嬉しいことがありました!
遠方から長い間定期的にホメオパシーのセッションに来られている方がいらしゃいます。
その方の人生は中学生のころの「いじめ」から狂い始めました。
その後も結婚、離婚、カード地獄、自己破産、パニック障害、うつ、さまざまありました。
視線恐怖があり、被害者である意識が強く、自分を守るために他者に対して必要以上の防御を
し、防御のために攻撃的になるような方でした。
いくつも仕事をしては続きません。
その患者さんがこの夏から6年ぶりに新しい仕事につきました。
新しい仕事、慣れない環境、長時間の仕事、初めての人間関係など、たいへんだったと思います
が、まず1ヶ月仕事に行くことができました。
素晴らしいです!
本来心根のやさしい人で、読書が好きで、とても利発な女性なのですが、長い間、自信が持て
ず、人から攻撃されている、不幸な自分と言う思い込みの世界にいました。
やさしく、知性があり、努力家で、自分と同じような経験をして来た人に同情と共感を寄せる
ような人なのに。。。
遠方から時間をかけて東京まで来られ、辛抱強くホメオパシーを続けて来られた方で、その粘り
強さと治ることを信じる心の強さに、その方自身の可能性を感じ、いつも励まし続けました。
人ってこんなに変れるものと、私に教えてくれた方のおひとりです。
今日も仕事に行かれていることと思います。
私も負けないように頑張らねばと、逆にその方から励まされています。
人は人によって傷つけられることもあるけれど、人は人によって癒されるものなのですね〜!
東京スクールオブホメオパシー代表
(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子
東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)
℡ 03-5227-8305