乗り越えなくてよい人生

      2017/08/11

忙しい毎日のナチュラル健康習慣

 

〜からだ想いのメールマガジン〜

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ナチュロパシーの学校を運営している経験から

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いよいよ「リオ・オリンピック」が始まりました。

 

9才のとき、東京オリンピックをテレビで観ていました。

 

開会式のときに、父の飼っていた伝書鳩がたくさんの鳩と一緒に大空に放たれて、どこに父の鳩がいるのだろうと観ていた記憶があります。

 

こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。

 

東京新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。

 

マラソン選手が書いた手紙

 

今朝の東京新聞「子育て」のコラムに、東京オリンピックのマラソンで、銅メダルに輝いた円谷幸吉(つぶらやこうきち)が、両親、親戚に宛てたとされる手紙を、原文で「マラソン選手が書いた美しい手紙」として紹介していました。

 

 

父上様母上様、三日とろろ美味(おい)しうございました、

干し柿、もちも美味しうございました、

敏雄兄、姉上様、おすし美味しうございました、

勝美兄姉上様、ブドウ酒、リンゴ美味しうございました、

巌兄姉上様、しそめし、南ばんづけ美味しうございました、

喜久造兄姉上様、ブドウ液、養命酒美味しうございました、

又いつも洗濯ありがとうございました、

。。。幸雄君、秀雄君、幹雄君、敏子ちゃん、ひで子ちゃん、良介君、敬久君、みよ子ちゃん、。。。

立派な人になって下さい。

父上様母上様 幸吉は、もうすっかり疲れきってしまって走れません、何卒 お許し下さい。

幸吉は父母上様の側で暮らしとうございました、

 

エチオピアのアベベに次いで2位で国立競技場に戻って来た円谷選手は、ゴールわずか200メートル手前で抜かされ、銀メダルを逃しました。

 

次のメキシコオリンピックで雪辱を果たそうとしていた矢先、力つきてこの手紙を書いたそうです。

 

コラムでは、この手紙を「マラソン選手が書いた美しい手紙」として紹介しています。

 

 

手紙は、言葉は、やはり心の産物なのだろう。

さりげない日常の言葉だけで埋め尽くされたこの限りなく透明な絶唱を、私は手紙ではなく、魂の手本にしてみたい。

そして、純朴なこの青年を、穏やかな暮らしの場から遠ざけ、過大な重圧をかけた私たちの心の残忍な箇所に、この手紙を何度でも送り届ける必要を感じている。

 

コラムは、こう締めくくっています。

 

稼ぐことが出来ない自分はダメ?

 

ある患者さんは、長い間難病と闘って来ました。

 

現代医療に始まり、あらゆる治療を試してこられました。

 

自分の病気を治すためのありとあらゆる努力をして来ました。

 

病気を治すために、自らもその治療法を学びました。

 

それでも、自分が期待するほど身体は良くなりません。

 

「なんで、こんなにいろいろ頑張ってやっていても治らないんだ!」と自分に怒りをぶつけていました。

 

いつも、働けない自分を役立たずと思い、ゴミのような存在だと思い込んでいました。

 

さまざまな治療を受ける中で、自分でもたくさんのことを学び、多くの「気づき」を得ることができました。

 

両親を愛し、両親からも愛される様になりました。

 

一番望んでいたことが叶ったのです。

 

あるとき、「今までの自分は病気を治すことだけに精一杯で、治すことしかなかったけど、病気になったことで今では、毎日家族で食卓を囲み、談笑し、穏やかに暮らせている。

 

病気を治すことだけに生きて来たけれど、こういう自分で生きていく生き方もあると思う。。」と言いっていました。

 

働かなければいけない自分を、病気を克服しなければいけない自分を手放し、おだやかで、何気ない日常に喜びを見いだされたのだと思います。

 

ただ走らせておくのはもったいない?

 

座禅断食の師である野口法蔵氏の義兄のお話を、その著書「心の訓練」で読んだことがありました。

 

その方は、京都大学に、法哲学の研究室を持っており、20才くらいですでに本も書いておられたそうです。

 

ある人との出会いから大学を辞め、しばらく淀川の土手の草刈りを受け負っていたところ、自然農法の福岡正信氏との出会いから。五島列島の福江に渡り、百姓をするようになったと。

 

山間地の二反をくわだけで開墾し、自給自足をし、

 

坊主頭で、江戸時代かと思わせる様な百姓の格好をし、リヤカーを引いて街に出るという人だったそうです。

 

その後ご両親のいる新潟へ戻り、何をするかといえば毎日走っているのだそうです。

 

冬を除き海に入り、わずかな玄米の粉を食し、60才を越えても筋骨隆々の身体を持つ。

 

周りの者はただ、走らせておくのはもったいないと言うが、野口氏は「論理を捨てた進歩の結果だ」と言います。

 

人はとかく「目標」や「目的」を持ちたがりますが、

 

メダルを取ること、病気を克服して働ける様になることが目的化してしまい、

 

何のために、誰のために、メダルを取るのか、

 

何のために、誰のために、病気を克服するのかがわからなくなってしまう。。。

 

人には他人に対するの自分と、自分自身を知る自分の中の自分がいます。

 

自分の中の「こころの声」に耳を傾けること!

 

忘れないようにしなくては。。。

 

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東京スクールオブホメオパシー代表

(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子

東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)

℡ 03-5227-8305

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