平均点を求めない!

   

忙しい毎日のナチュラル健康習慣

 

〜からだ想いのメールマガジン〜

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ナチュロパシーの学校を運営している経験から

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朝の7時、半ズボンにランドセルを背負って学校に向かう子どもたち。

 

どの子にも「頑張ってるね〜!」と声をかけたくなります(ホントに外は寒いから。。。)

 

私の子育てはとうに終わっていますが、子育てをしていた頃は、よく自分の子どもと他の子とを

比べてしまっていましたね?

 

お隣の子に比べて、うちの子はまだ数を100までしか言えないなぁ。。。とか

 

お友達の〇〇くんに比べて、読み書きがまだまだだなぁ。。。とか

 

どうしても気になるものですよね!?

 

でもそれがある意味普通で、悪いことではありません。

 

こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。

 

東京新宿区神楽坂で「本気でホメオパスを目指す」人たちのための学校を運営しています。

 

神楽坂の明るい街の中のアットフォームな学校です。

 

基準値って?

 

平均値とか基準値は、もちろん生きていく上で、社会生活を送る上では大事なこともありますが

どうしてもそれに当てはめようとすると間違った方向に行ってしまうこともあります。

 

例えば、健康の面で言えば「血圧の数値」です。

 

昔は、収縮期血圧の数値は、「年齢+90」だったそうです。

 

ということは、60歳であれば150で良かったわけです。

 

ところが、いつのまにか、130が正常域と定められ、これが基準値とされています。

 

なぜ変わったのでしょう。。。?(汗)

 

基準値を超えたら薬を勧められますが、身長が190センチの人と140センチの人の血圧は

同じでなくてはいけないのでしょうか?

 

個体差がそこに考えられていないのはおかしいと思います。

 

そもそも、血圧が高くなるには理由があるわけで、下げれば良いということではありません。

 

ところが、「血圧は低ければ低いほどいい」という間違った解釈のもので薬が出されるのです。

 

そして、この基準値で私たちは「高血圧」という病気にさせられてしまいます。

 

数値ありきで、私たち個体の個性は計算されていません。

 

数値だけしか見ず、「人」を見ていない医療の姿がここにあります。

 

基準値、平均値に人を当てはめる

 

先日、「異才発掘プロジェクト」という活動を知りました。

 

異才発掘プロジェクト「ROCKET」とは、東京大学先端科学技術研究センターと日本財団が共同

で行うプロジェクトで、

 

異才を発掘し、継続的なサポートを提供することで、将来の日本をリードしイノベーションを

もたらす人材を養成することを目指すものだそうです。

 

突出した能力はあっても、現状の教育環境に馴染めず、不登校傾向にある小・中学校生を選抜し、

継続的な学習保障及び生活のサポートを提供することで、将来の日本をリードする人材を養成

することが事業の趣旨であり、目的となっていると言います。

 

戦後の日本をつくってきたのは、オールマイティーで協調性がある人達。

 

しかし、今そのような人材に頼るには限界が来ている…。

 

だからこそ、突き抜けた人たちがこれからの日本を変えていくという考えのもと、学びの多様性

のある社会の実現が必要であると、東京大学先端科学技術研究センター所長の西村幸夫さんは

言います。

 

要するに、今の学校や組織の中に入れない子、普通でない子、みんなと一緒に行動できない子

でも、秀でた才能がある。

 

それを活かしていこうというプロジェクトなのかと思っています。

 

このプロジェクトの是非はともかく、

 

今の日本の教育は、出来ないことを埋める教育だな〜とは思っています。

 

だから平均や標準は必要。

 

出来ないことを出来るようにする教育。

 

出来ないこと、苦手なことに一生懸命に頑張っている子どもたち。

 

それもいいけれど、

 

出来ることをもっと出来るように伸ばしていく方が、本人にとってもっと楽しいし、嬉しいし、

喜びも大きくなるし、自信もつくと思うのですが。。。

 

算数は苦手だけれど、走ることは大好き!

漢字の読み書きは苦手だけれど、絵を描くのが大好き!

勉強は苦手だけれど、友だちがたくさんいる!

 

みんな違って当たり前!

 

平均的な子ばかりより、個性豊かで色々な子がいる世の中の方が豊かで楽しいと思うけれど、

それでも私たち大人は平均にこだわるのだろうか。。。?

 

平均値や標準値にこだわるのは、それで安心できるからかも。。。

 

でも、平均値だけしか見ず、「人」を見ていない教育の姿があってはなりません。

 

子どもの成長を図る上で、平均を知ることは良いと思うけれど、やれ「追いつけ追い越せ」と

ばかりに、大人が比較競争ばかりやっていると、

 

子どもは自分を見失ってしまうのでは?

 

自分のよさを見つけて発揮することができなくなってしまうのでは?

 

いつも周りに勝つことばかりを考えているような子どもになってしまわないかな?

 

確かにスポーツなどは勝つことが求められるけれど、「結果がすべて」ではない!

 

鉄棒ができたら「すごいね〜!」とその努力を褒めてあげるけれど、それより鉄棒の楽しさを

感じてもらいたいと思うし、

 

縄跳びが100回飛べたら、その頑張りを褒めてあげるけれど、「縄跳びって面白い!」と、

その楽しさを覚えてもらいたいな。

 

平均的な人生、標準的な人生も悪くはないけれど、本人自身が「今日も一日楽しかった〜!」

と感じることの出来る生き方をしてもらいたいな〜と思う12月の朝でした。

 

東京スクールオブホメオパシー代表

(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子

東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)

℡ 03-5227-8305

東京スクールオブホメオパシー

薬や病院に頼らない健康法

 

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