笑うばかりでなく、泣くことも健康にいいって知っていましたか?
笑う事が健康に良いことは知られていますが、実は泣くことも健康に良いって知っていました
か?
ときどき、「泣いたら何だかスッキリした。。。」という人もいますが。。。
何か秘密があるのかな。。。?
こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。
東京新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。
泣き虫も悪くない
ホメオパシーには西洋オキナグサというお花から作られたPulsatilla(プルサティーラ)という
レメディーがあります。
泣き虫のレメディです。
やはり、こどもや女性によく使われます。
人見知りが強く、恥ずかしがり屋で、臆病なところがあり、こどもはママから離れません。
内弁慶で、ママや家族を喜ばせることがとても好きです。
すぐメソメソしますが、慰めると今泣いたカラスがもう笑ったかのように気分が変
わりやすいところがあります。
風邪をひくと中耳炎になりやすい傾向があり、脂っこい物を食べると胃腸の調子を崩しやすいで
す。オネショが多いかもしれません。
保育園や幼稚園へ通い始めたお子さんで、ママから離れる不安からメソメソ顔になったり、オネ
ショをするようになっているプルサティーラのようなお子さんがいらしたら、このレメディーが
お子さんの成長を後押ししてくれますよ。
そしてメソメソしていたら、そのまま泣かせて上げましょう!
このようなタイプの人は泣くと気分が良くなるからです!
笑うと免疫力を高める
笑う事もそうですが、泣きたい時には泣いた方が良いようです。
笑う事が免疫力を高める事は知られている事です。
笑う事で、ガン細胞やウイルスを攻撃するNK細胞を活性化させることがわかっています。
NK細胞は白血球の免疫細胞のリンパ球のひとつで、リンパ球が増えるのは副交感神経が優位に
なって、副交感神経の分泌が行われた時です。
笑う事で副交感神経が優位になり、この分泌現象が起きるとNK細胞が活性化し、がん細胞を攻撃
するのです。
「元気ですか?」と聞かれると、なんだか「元気って答えなくちゃ」とか、「元気にしなく
ちゃ」など、意外とこんな気分になってしまうのは私だけでしょうか?
ところが、「笑ってますか?」と聞かれると、これは自然に口元がほころんで来ます。
ところで、「笑うと免疫力が上がる」と聞いたことはありますか?
笑うと、免疫細胞の一種であるNK細胞が活性化すると言われています。
面白くて面白くて「ワッハッハ」と心の底から笑ったり、嬉しいことや楽しいことがあると、自
律神経の中枢である脳の視床下部に興奮が伝わります。そうすると生理活性アミンの一種である
セロトニンが放出されます。
セロトニンは、血液やリンパ液を通って身体中に運ばれ、NK細胞を刺激します。
すると、NK細胞が活性化して、異物を排除する働きが高まり、免疫力が上がるのです。
このセロトニン、なんと私たちの顔の表情にも変化を及ぼして、口角を上げたり、目尻を下げた
りするのだそうです。
逆に、口角を上げるだけでもセロトニンが出るのだとか。
ということは、わざと口角を上げて笑顔を作っても、セロトニンの放出が活発になるので、おか
しくなくても「作り笑い」をするだけで免疫力が上がるということになります。
当然身体も心も繋がっていますから、口角を上げて作り笑いをするだけで、気持ちにも変化が起
こります。
それなら、口角を上げていかなくちゃね!
泣くことも良い
ところが泣く事でも、交感神経の緊張が取れて自律神経のバランスが整い、副交感神経の反応で
体温が上がって血流も良くなるのだそうです。
笑い泣きはもちろん、感動して泣く事も、悲しくて泣く事も、悔しくて泣く事も。。。
悲しくて泣いたり、悔しくてないたりするのは、なんだか一見すると良い事には思えないのです
が、
笑い泣きだけではなく、悲しみで泣く事も、悔しくて泣く事も、恐ろしくて泣く事も、人が現実
から逃避するために身に付いている副交感神経の反応なのだそうです。
泣いて、悲しい事も、悔しい事も、恐ろしい事も遠ざけて安心を取り戻せるプラスの効果がある
ようなのですね〜!
「泣いたらいけない!」ではなく、「泣いたらいいよ!」なんですね!
女性も男性もこどもも、泣きたい時は泣いてスッキリした方が、結局は元気を回復して強くなれ
るようです!
満月を見ながら涙するのもいいかもしれません。。。
東京スクールオブホメオパシー代表
(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子
東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)
℡ 03-5227-8305