「親に必要な二つの資質とは?」今更ですが。。。
2017/08/11
とっくに子育てを終えている私ですが、「子どもを叱らずにすむ方法おしえます」の本を読みな
がら、「な〜るほど。。。」と今更ですが、感心しながら読んでいます。。。(笑)
こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。
東京新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。
子育ては自分育て
わたしは3人の娘を育て、6才、3才、2才の孫がいます。
子育ては、すでに遠い昔の出来事となってしまいました。
とはいえ、おチビさんたちが近くにいるので、今では余裕で?
じっくりと観察することができ、不思議な生き物を見る感覚でおもしろがって観察しています。
6才のお兄ちゃんは、3才の弟にちょっとした意地悪をしました。
滑り台の階段をワザとゆっくり登って、早く滑りたい弟を焦らしていました。
それに怒った弟はお兄ちゃんをパンチ!
お兄ちゃんは鼻血をたくさん出して大泣きです。
母親である娘は仕方なく家に連れて帰り、あとで弟はそっとお兄ちゃんに「ごめんね」と謝って
いたそうです。
男の子の兄弟にはきっと日常茶飯事の出来事でしょう!?
いえいえ、女の子もそうかもですね。。。(汗)
そのとき、母親である娘がどんな対応をしたのかはわかりませんが、きっとわたしより上手に対
応していたことと思います。
親は、子どもが生まれて、そこで初めて親になります。
予行演習もなければ、いきなり親になるわけで、子どものその年齢その年齢で起こる出来事全て
が親にとっても初めての経験です。
特に核家族の世の中、子育てを間近にみる機会のないまま親になることも多いかもしれません。
私から育てられた娘は、今度は自分の息子たちに育ててもらっているようです。
ありがたや、おチビたち(笑)
子どもを叱らずにすむ方法おしえます
「子どもを叱らずにすむ方法おしえます」というスティーブ・ビダルフというイギリス人の書い
た本が面白いです。
その本の中に、「親に必要な二つの資質」について書かれています。
親には二つの核になる資質が必要であると言っています。
ひとつは、「温かいやさしさ」、もうひとつは、「ゆずらない強さ」であると。
「温かいやさしさ」とは、ゆったりとくつろいで思いやりと愛情をしめすこと。
頭でせわしなく考えるのをやめ、外から押しつかられるさまざまなプレッシャーを払いのけるこ
とができること。
母親の中にある「愛」は、人によっては激しいものかもしれないし、あるいは見えないほど小さ
なものかもしれない、燃え立つようなものを待っているかもしれない、
みんな内部にそうした愛の炎を持っているのだと言います。
その「愛」を見つける一番のカギは、小さいときにそばにいてあげることだと言います。
母親は、生後まもない頃からあかちゃんに添い寝し、とりわけ母乳保育ができれば、母親の身体
からプロラクチンという強力なホルモンが放出されるそうです。
それが母親としての「愛」を育てるのだとか。
また、このホルモンは母親の緊張を解いてくつろがせ、母親はあかちゃんと一緒にいることに深
い喜びを感じるのだそうです。
このような愛の感情は、すべての人の内部に組み込まれているのだそうですが、それを目覚めさ
せるには助けの必要な人もいると言います。
母親自身が、あかちゃんの頃から愛情を注がれて来なかった場合は、子育てにも助けが必要かも
しれません。
すべての人が必要とする「自分は受け入れられているという気持ち」と「自分には価値があると
いう気持ち」
これらが母親の中に足りていないとときには、母親自身にも助けが必要なのです。
「ゆずらない強さ」とは、毅然とした態度で臨むこと。
怒らず、弱気にならず、あきらめす、ルールをはっきりさせて守らせること。
これはいつも上手くいくとは限らず。。。ホントに。。。(汗)
雨の日に外に出たがるこどもに、「雨が降っているんだから、外に出たらダメよ」と言うか?
「雨が降っているから、外に出ると濡れて冷たいからね、お家で出来るおもしろいことを探そう
ね」と言うか?
後者のおかあさんは、こどもの欲求を汲み取っていて、でも外には出さないという毅然とした考
えを持っているおかさんです。
これを読みながら、反省反省と我が身を振り返るのです。。。
子育ては自分育てとはよく言ったものです。子どもは親の鏡、これもまたよく言ったものです。
おかあさん、おとうさん、みんな子育て頑張ってるよね~!
東京スクールオブホメオパシー代表
(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子
東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)
℡ 03-5227-8305