どんなことも、部分ではなく全体を見ることが大事！

 

この暑さももう少しの辛抱、すぐに涼しくなり、読書の秋がやってきます。

 

とはいえ、このところじっくりと本を読むことがないような生活ですが、

 

やっぱり、何か読みたいと本屋さんを物色しています。。。

 

こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。

 

東京新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。

 

 

人間の部分だけを見て全体を見ない医学

 

ときどき、引っ張りだして読む本がありますが、福岡正信氏の「自然農法　わら一本の革命」も

その本の一冊です。

 

文中の「人間革命というのは、このわら一本からでも起こせる」ということばからもわかるよう

に、自然農法というタイトルがついているのですが、実は哲学書です。

 

著者は４０年近く、化学肥料も病害虫の消毒剤も使わない、そして耕さない自然農法を実践して

来た人です。

 

近代科学を否定してあたかも逆行しているように見えるのですが、実は一番近代的な省力農法で

あり、非科学的な農法と言われるが最も科学的な農法ではないかと言います。

 

何より収穫量が従来の農法に引けを取らないくらいあると。この本、初版が１９８３年。

 

その自然農法がなぜ普及しないのか。。。という問いに対しての見解が興味深かったのです。

 

文中に「結局のところ、今の世の中というものが、あらゆる点で専門化され、高度化されてきた

ために、かえって全体的な把握ということが非常に難しくなった、という点にあると思います」

と。

 

まったく今の医学と同じだな〜と思ったわけです。

 

人間の部分だけを見て、全体を見ない医学。

 

インフルエンザの流行が終われば、花粉症のシーズンが来ます。

 

夏にはまた「デング熱」の感染に大騒ぎとなるのかしらと。。。続きます。

 

英国のバイオ企業が遺伝子を操作した蚊を放して、蚊を撲滅する方法を開発したと新聞で読みま

した。

 

特定の抗生物質を与えないと代謝機能に支障がでるよう、遺伝子組み換えしたオスを自然界に放

すのだそうです。

 

そうすると、このオスは抗生物質なしでは生きられない。

 

このオスと交尾したメスから生まれた子孫も、受け継いだ遺伝子によって成虫になる前に死滅す

る。

 

このオスを断続的に増やせば野生の蚊が減って来るのではないかと言うのだけれど。。。

 

なんだかぞっとする話である。

 

 

ものもらい

 

先日右目まぶたに大きな「ものもらい」らしきものが出来た生徒さん。

 

痛みはないがうっとおしいと言います。

 

確かにあれだけ大きくなってしまうと痛みはなくてもうっとおしいはずです。

 

ものもらいは、麦粒腫の俗称ですが、生徒さんは疲れが出るとよく「ものもらい」をどこからか

もらって来るとか。（笑）

 

一般的に麦粒腫によく使われるレメディはいろいろありますが、どれが彼女の性格を含めた全体

像に近いレメディかを探します。

 

そういうレメディを摂取出来ると、麦粒腫だけでなく、心身全体のバランスが取れてきて、それ

までの疲れも改善を見せるのです。

 

これが、部分だけでなく全体を見るということなのです。

 

そこで、彼女の全体像に近い、シリカ（Sil.）（水晶から作られている）を１５分間隔で３回程摂

る様に言ったところ、次の日には、うっとおしかったものもらいがかなり小さくなっていたと。

 

シリカのレメディが彼女の全体に合っていたレメディだったようで、それまでの胃のもたれと疲

労感も取れたと言います。

 

ものもらいだけにフォーカスするのではなく、その人の全体を見て選ぶレメディは、心身のバラ

ンスを取り戻し、全体の健康を回復していけるのです。

 

なんともありがたいレメディです。

 

 

 

 

 

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