RSウイルス感染症が流行しているようです!
RSウイルス感染症が流行しているそうです。
RSウイルス感染症は、乳幼児を中心に流行するそうなので、「私のこの風邪は違うのかな〜」と思いながら、今朝の新聞を読んでいました。
東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。
東京新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。
無理をしないで!
欧米では、風邪で病院に行く人はいないと言います。
風邪は薬では治らず、家でゆっくり休んでいれば自然に治るものと考えてです。
ただ、これは何もせずに放っておくという意味ではなく、注意深く様子を観察することが必要です。
とくに、ちいさなお子さんの場合は、最初は普通の風邪に見えていても、RSウイルス感染症のような病気だったりすることもあります。
RSウイルス感染症は、乳幼児は急激に病状が重くなる場合が多く、状態が急変することがあると言われています。
普段から薬が嫌いだったり、薬を飲まない方や、自然療法で対処している方の中には、どうしても病院に行きたくないと我慢し過ぎたり、我慢させたりする場合があります。
自分では対処が無理と判断したら、躊躇せずに病院の力を借りましょう!
ただし、自分では対処が無理という判断は、なかなか難しいこともあります。
とくにお子さんの場合は、普段からお子さんの様子を観察できていないと判断も難しくなることがありますね!?
RSウイルス感染症とは
国立感染症研究所(感染研)によると、RSウイルス感染症は1歳までに6割の子が、2歳までにほとんどの子が感染すると言います。
ただ、はしかや水ぼうそうなど、一度かかると免疫ができてかかりにくくなる病気を違い、繰り返し感染するのが特徴だそうです。
感染後、4〜5日の潜伏期間をへて、38〜39度の発熱や鼻水、せきなどが出ると。
健康な大人は、鼻からのどまでの上気道に炎症が出るだけで終わることが多いのですが、重症化すると、気管や肺など、より深い下気道にまで広がり、細気管支炎や肺炎などを起こすそうです。
初めて感染する1歳未満の乳児や、心臓や呼吸器などに病気がある子ども、高齢者は重症化するリスクが高いとか。
呼吸が苦しくなった場合は入院が必要となり、先進国では乳幼児が入院する主な原因となっているそうです。
それにしても有効な薬はなく、せいぜい酸素吸入や気管支を広げる薬を使うくらいですが、呼吸を助ける治療をしながら自然回復を待つしかないと言います。
感染者のくしゃみやせきなどの飛沫を吸い込んだり、ウイルスが付いたものを手で触り、目や鼻の粘膜に付着することで感染します。
やはり、手洗いの徹底が大事ですね!
(東京新聞9/27より)
家庭で消毒薬はやりすぎでは?
かといって、家でも四六時中消毒液などを使うのはやるすぎではないかと思うのです。
テレビをつければ、抗菌・殺菌・除菌のコマーシャルは溢れるほど流れてきます。
病院や公共施設の入り口には消毒液が置かれています。
これは仕方ないかと思います。病院にはさまざまな患者さんがいらっしゃるので。。。
可愛らしい携帯型のものもありますが、
日本人は「キレイ好き」と言われますが、「キレイ好き」と言うよりは「除菌好き」か「殺菌好
き」の方があたっているかも。。。!?
腸の中には、ご存知のように「善玉菌」と「悪玉菌」、「日和見菌」という、普段は善玉菌でも
場合によっては悪玉菌となる菌が住んでいます。
皮膚も同様で、こういう常在菌が住んでいます。
そして健康な皮膚には善玉菌が多いのです。
それを根こそぎ、除菌や殺菌してしまって良いのでしょうか?
抗生物質などの薬で、腸の中の常在菌を殺してはいけないように、皮膚の常在菌も根こそぎ殺してはいけないのは当然ですね。
除菌シートをいつも持ち歩き、年中お子さんの手や顔を拭いてあげているママもいますが、除菌シートに使われている薬品は化学合成されたものですから、
皮膚のバリアが壊されるだけでなく化学合成された薬が皮膚に入ってしまうことになるという、母ごころがとんだことになってしま
うとハラハラものです。。。
やはりどんなこともやりすぎは「害」になります。
東京スクールオブホメオパシー代表
(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子
東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)
℡ 03-5227-8305