夏はからだが冷えている
2017/08/11
夏カゼとか、寝冷え。。。
夏に体調を崩すとこんなことがありますが、思っている以上に怖い、夏風邪、寝冷えです。
こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。
東京新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。
油断出来ない夏の風邪と寝冷え
熱に解熱剤は×
この時期、風邪をひいて熱を出す人が意外と多いですね!
ところが、熱が出るとすぐに解熱剤を飲む人がいます。
これは熱が出ることは「危険なこと」、「いけないこと」という思い込みがあるからでしょうか
もちろん、熱が出れば辛いし、仕事はできなくなるし、困るものです。。。
けれども実は、熱が出るということは、わたしたちに危険を知らせてくれる「サイン」なのです。
「これ以上を無理をしたらいけないよ」と教えてくれているのですね~
熱を出しているのは、免疫機能が活発に働いている証拠です。
子どもが急に高熱を出すことがありますね
これは、子どもの免疫機能は高くて活発なので、危険を察知すればすぐに熱を出すことができるわけですが、
高齢になって免疫機能が衰えてくると、細菌やウイルスに感染しても熱を出すことができなくなってきます。
お年寄りの肺炎が重篤化してしまう原因のひとつです。
熱が出ないせいで、肺炎を起こしていることに気がつくのも遅くなってしまいます。
諸説あるようですが、体温が39度を超すとガン細胞は死滅するといわれています。
確かに、体温が1度下がると免疫力は30%低下するといわれ、体温が高い方が免疫細胞は活発に働くので、当たらずとも遠からずかも。
発熱は、「身体のサイン」「身体の声」です。
怖い寝冷え
最近では、夜中の熱中症の危険もあり、クーラーも上手に使いましょうと言われる様になりました。
ただし、こんな季節に起こしやすいのが「寝冷え」かもしれません。
クーラーをつけながら寝ることによって、就寝中の体温が下がるため、特に基礎代謝の
少ないお年寄りや、冷え性の女性、寝相の悪いこどもなどに多く見られます。
寝冷えには、こんな症状があります。
・下痢を伴う腹痛などの症状(腹部の冷え過ぎによって急性腸炎に至る場合もあります)
・咳や喉の痛みを伴う発熱や頭痛などの症状
・長時間の寝冷えによる筋肉のこわばりや、それによって引き起こされる肩こりなどの症状
・寝冷えによって関節付近の血流が滞り引き起こされる関節痛などの症状
・血流障害による手足の冷えや震えなどの症状
・これらの事が慢性化したことによる関節リウマチ
・免疫低下による様々な疾患
寝冷えは、意外と怖いのです。気をつけましょう!
夏は意外と身体が冷えている
夏は冬よりも身体が冷えていることがあります。
クーラーの冷気や、冷えた冷たい食べ物や飲み物を取ることで、かえって冬よりも身体が冷え、夜中のトイレの回数が多いなど、感じることはありませんか?
特に子どものいる家庭では、冷房を使い過ぎない工夫が必要です。
子どもは、寒さ暑さを体験することによって、暑い日は汗をかいて身体を冷やし、寒い時は筋肉を使って身体を温めるという体温調節機能が発達します。
また、子どもの汗腺は3才くらいまでの環境で発達を見せると言います。
クーラーばかりの部屋で過ごす子どもは、暑くても汗をかけない子どもになってしまいます。
高齢の方の場合は、感覚器官の働きが鈍っていますから、暑さをあまり感じないことがあります。
その結果、夏なのに厚着をしたり、クーラーも扇風機も使わなかったり、水分も取らなかったりすると熱中症の危険が出て来るので、上手にクーラーを使った方がいいですね。
冷えを防ぐために、こんな方法がありますよ!
・身体をあたためる物を食べる(ショウガや根菜類など)
・寝る前の入浴
ただし、寝る1時間以上前が良いでしょう。すぐに寝てしまうと、体温調節が難しくなって
しまいます
・入浴後は、軽いストレッチなどすると血流が良くなり、基礎代謝が促されるので良いですね
何れにしても、暑い夏ですが、上手にクーラーなど使いながら乗り切りたいですね。
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東京スクールオブホメオパシー代表
(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子
東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)
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