季節の変わり目に体調を崩すのはなぜ?対策は?
季節の変わり目には体調を崩すことが多いですよね。。。?
昔から「季節の変わり目だから気をつけて!」とも言われて来ましたし。。。
でも、これって何故なのでしょう。。。?
体調を崩さないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。
東京神楽坂で、ホメオパシーの学校を運営しています。
気圧や気温、酸素濃度と連動する自律神経
たとえば、冬の時期は、私たちのからだは自律神経のうちの交感神経が緊張して寒さと戦ってい
ます。
それが、だんだん春になって暖かくなってくると今度は副交感神経が優位になってきます。
日本列島に高気圧が張り出してくると気圧が上がってきますが、春になり暖かくなってくると低
下してきます。
そして、気圧が低下してくると空気が薄くなるので、薄めの空気を吸おうとするためにゆっくり
とした心持ちになってきます。だから、春は眠くなるのですね。
なんとなく、お天気と気分は繋がっていると感じてはいましたが、
気圧や気温、酸素の濃度などと連動する自律神経を考えると、こころやからだの好不調の状態が
もっとわかりやすいですね!
季節の変わり目の変調は自律神経にあるようです
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経は、体が起きているときに働き、副交感神経は、体や脳が安静な状態のときに働きます
つまり、朝から昼に働くのが交感神経で、夜から睡眠時・寝起きにかけて働くのが副交感神経と
いうことになりますね。
この2つの神経がバランスを崩してしまうと、心身のバランスにも影響を及ぼしてしまうというこ
となのです。
自律神経は、比較的敏感な動きをする器官ですから、気候の急激な変化などに、反応してしまう
ことがあるようです。
季節の変わり目には、気温の急激な変化によく「身体がついていかないわ〜」などということが
ありますよね!?
季節の変わり目で気候の変化が激しいと、自律神経の調整が追いつかなくなり体調不良、いわゆ
る「自律神経の失調」状態となってしまうことさえあります。
季節の変わり目は、気温の変化が大きく、気温変化が大きいと、体も機能を維持するのに負担が
かかったり、自律神経が乱れたりして、体調を崩しやすくなるのです。
「からだがシャキっとしない」「疲れがとれない」「食欲がない」「朝。起きるのがつらい」
「一日中眠い」「夜、寝つけない」など、さほど珍しくはありませんが、自律神経失調症の全身
症状は、このような症状から始まります。
自律神経失調症の症状
症状にもいろいろありますが、急に疲れやすくなったり、だるさを感じたりすることが多いよう
です。
あるいは、めまい、吐き気、動悸、肌荒れ、頭痛、肩こり、腹痛、気分の落ち込みなど。。。
自律神経失調症になると、身体の一部が痛む、精神的に落ち込むなどの症状が現れますが、人に
よって様々で、複数の症状が重なって現れたり、症状が出たり消えたりすることもあるようです
また、自律神経失調症は男性より女性に多く見られるそうです。
これには女性ホルモンが関係していると言います。
女性ホルモンの分泌は、脳の視床下部というところでコントロールされています。
この視床下部は自律神経の働きもコントロールしているので、女性ホルモンの分泌が乱れると、
自律神経もそれに影響されてバランスがくずれてしまうのです。
生理や妊娠出産は女性のホルモンバランスと大きく関係があるのですが、このように女性は時期
によって激しく体が変化しますので、もともとホルモンバランスが変化しやすい、崩れやすい状
態にあります。
生活習慣を整えることが予防につながる
やはり予防の一番は、生活習慣を整えることにあります。
夏が終わり、楽しかった、興奮の生活から睡眠が乱れてしまっていることが考えられます。
睡眠の乱れで免疫機能は低下することが分かっています。
なので、免疫力を強化するためには、まずは質の高い睡眠が大切なのです。
免疫細胞の活動が促進されるのが、睡眠時だからです。
質の良い睡眠を得るためには、食事も大事です。
食べ過ぎ飲み過ぎてしまった生活を見直し、食事の量も減らすと良い睡眠を得られます。
また、1日5分の運動の習慣を毎日の生活に取り入れると、交感神経が再生します。
だるいからと言って、ごろごろしているといつまでも体調は戻りませんよ〜!
季節の変わり目の今、体調管理に気をつけましょう〜
1年で一番過ごしやすい季節です。
生活のリズムを整えて、頑張っている自分を少しいたわってあげる季節ですもありますね〜!
東京スクールオブホメオパシー代表
(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子
東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)
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