レメディで考える、「顔を見れば性格がわかる？」

「顔を見れば性格がわかる？」

 

ちょっと過激な言い方ですが、

 

「心のあり方は容姿にあらわれるもの」と言えば、なんとなく

それはあるかもしれないな〜と思いませんか？

 

ときに、容姿からホメオパシーのレメディを読み取ることが出来る

のもそういう理由からです。

 

こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。

 

東京新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。

 

明るい神楽坂の街にある学校です！

 

表情はダイレクトな心のメッセージ

 

 

以前に投稿したものですが、その後さらに考えてみました。

 

顔にはさまざまな表情があり、言葉にしなくても、感情や性格をも

雄弁に語ることがありますね！？

 

昔から「顔は心の窓」と言いました。

 

・自信がある人、ない人
・リラックスしているか緊張しているか
・キチキチしている神経質な人
・自己顕示欲求が強い人か弱い人か
・傲慢か
・今仕事に成功しているか失敗しているか
・ウソや隠し事があるかないか
・悲しみと喜びの感情のどちらが勝っているか
・欲求が満たされているか欲求不満か
・驚いているか無感動か
・軽蔑しているか尊敬しているか
・優しいか意地悪か

 

人の表情から、ダイレクトにこんな心の風景が伝わって来ることが

あります。

 

特にホメオパシーのご相談者が、レメディによって心身のバランス

が整い、自信が蘇って来た時には、

 

心の様子に変化が起こって、それが表情となってあらわれていて驚

かされます。

 

それが女性であれば、肌ツヤも戻り、お化粧まで変わり、キレイに

なられています！！

 

女性性を否定したレメディ

 

 

最近では、「育メン」と呼ばれる男性がだんだん増えてきています。

 

子育てを女性ばかりに任せるのではなく、男性自身が積極的に子育

てに参加することも珍しくなくなってきたんですね！？

 

子育てをしながら働く女性も増えて、こういった男性が増えていく

ことで、女性の負担も少なくなっていきます。

 

男女が役割を決めて協力し合うこと、そして、その役割に優劣が伴

わない社会が確立していくことが、本当の意味での成熟した社会で

しょうね〜

 

とは言え、日本の社会は、実際にはまだまだ「男性社会」です。

 

そういう男性社会で働く女性は、時に男性に対抗しようと、女性の

役割を主張するより、逆に女性も男性の役割を遂行できることを示

そうとします。

 

そして女性は、内にある潜在的な男性性を顕在化しようと焦ります。

 

さらにそんな女性たちは、無意識に自分の女性性を抑圧しがちです。

 

女っぽくしていたら、男性と同等に戦えないと思うからです。

 

男性に負けまいと、男性以上に働き、ものを言いい、独身を貫くこ

とさえもあります。

 

場合によっては、そんな女性の内面に起こる葛藤が、ホルモンの変

調として表れ、子宮や卵巣などの問題を持ちやすくしてしまいます。

 

ホメオパシーのレメディの中に、烏賊（イカ）の墨から作られてい

るセピア（Sepia）というレメディが、そんな女性の特徴を持つと

言われるレメディです。

 

セピアは、ダンスやスポーツが好きで、男性社会で働く有能な女性

となります。

 

セピアの女性の表情にはあまり動きがありません。

 

逆に、もはや感動も喜びもなくなっているかのような表情です。

 

しかも女性らしい体型は失われ、乳房もさがり、全体が痩せていて

ギスギスしているそんな体型です。

 

口から出て来る言葉は、「いやみ」や「辛辣な」言葉。。。

 

生理前のイライラや不調などもあります。

 

心当たりのある方、いるのでは？（汗）

 

サラブレッドのように神経質なレメディ

 

 

ひ素から作られているアルセニカム（Ars.）は、非常に落ち着きが

なく神経質なレメディで、まるでサラブレッドの馬のようだと言わ

れます。

 

サラブレッドは、非常に神経質な馬で、移動させる時やレースでも

周囲の人が神経を使っている様子がわかりますよね！？

 

そのサラブレッドのようなこのレメディは、自分の健康や病気、そ

してお金について、とても不安感が強いので、常に落ち着きがなく

キチキチ、そわそわ、イライラと落ち着きがありません。

 

その不安感から、自分の中にある種の秩序を作ろうとし、自分の家

や部屋、オフィスなど、自分の周りの掃除を欠かさず、きちんと整

え、潔癖で綺麗好きな人となります。

 

さらには、その秩序を乱されることを恐れるので（不安感から）、

それを維持するために神経質にならざるを得なくなるのです。。。

 

その顔も、Hawkish Face（鷹のような顔）と言われるように、いか

にも気難しそうなワシ鼻が特徴なのです。

 

なんとなくイメージがつかめますか？

 

私の父はまさにこのタイプでした！（笑）

 

心を見せない長男長女タイプのレメディ

 

 

岩塩から作られているナトムール（Nat-m.）は、物静かで控えめ、

落ち着いた雰囲気を持ちます。

 

非常に傷つきやすく、ナイーブでデリケートなタイプです。

 

とても傷つきやすいので、傷つかないように目に見えない壁を周囲

に張り巡らせています。

 

人と争ったり、ぶつかったり、議論したりするには、あまりにも心

が繊細すぎるからです。

 

長男長女に多いタイプと言われ、傷つきやすいために拒絶されるこ

とを恐れ、本当の気持ちを表現できません。

 

言いたいことを抑え、甘えたい気持ちを我慢し、良い子になろうと

します。

 

読書や音楽などに、心を開きます。

 

心のガードが高く、まるでその堅い鉄のフェンスに油をさしている

かのように油っぽい顔が特徴です。

 

愛されるために、柔らかい表情を持つレメディ

 

 

西洋オキナグサという植物から作られているプルサティラ（Puls.)

は、「見捨てられる恐怖」を持つレメディです。

 

このレメディは、その深層心理に、愛する人から「見捨てられる」

恐れを持つレメディなのです。

 

そのために、愛するパパやママ、友人、恋人などから見捨てられ

ないように、喜ばせたり、楽しませたり、親切にしたり、心使い

をしたりと、努力をし、無意識に相手にしがみつきます。

 

このレメディの元になっているお花も、背丈が低く、薄紫やピンク

色で、白い産毛に覆われていて、柔らかいソフトな印象を与えるの

で、思わずかわいい〜と触りたくなるようなお花です。

 

そのお花のように、このタイプの人も、まるで見捨てられないよう、

愛されるように、マイルドで優しげな顔立ちをしています。

 

また、その気弱さの感情が胃腸にも表れます。

 

消化の問題で吹き出物やニキビが多いのも特徴です。

 

私の娘がこのタイプでした。

 

小さい頃から甘えん坊で、優しい顔立ちをしていました。

 

自信の無さと傲慢さが共存するレメディ

 

 

コケスギとう植物から作られているライコポディウム(Lyc.)は、

 

知性の面で優れた人で、向上心や高い野心があります。

 

人より優れていたい、人の上に立ちたいというタイプです。

 

実は、太古の昔は森を作るような大木だったのですが、進化の過程

でコケのように小さくなってしまいました。

 

そんなこのレメディは、プライドが高く、その反面とても自信がな

い、まるで「大木」と「コケ」の両方の面を持っているかのような

レメディなのです。

 

その自信の無さから、ある時は傲慢になり、その膨れ上がった傲慢

さが、出っ張ったお腹に表れています。

 

顔には、ひたいにシワが若い頃から多く、年よりも老けて見えるか

もしれません。

 

人の心のあり方は、こんな風に顔や体に表現されるのです、面白い

ですね！

 

ホメオパシーは人を枠にはめたり、分類したりするものではありま

せん。

 

ありのままのその人に似たレメディが、その人の問題を解決すると

考えるのです。

 

さて、自分の心はどんなふうに表現されているだろうと、ちょっと

鏡でも見てみてはいかがですか？。。

 
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