「落ちこぼれ 」は 「華々しい意志であれ」

   

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「落ちこぼれ」なんて、嫌な言葉と思っていたけれど、こんな凄い言葉に変えてしまったこの人

はもう。。。なんという人なのだろう!

 

久しぶりに茨木のり子を読んだのでした。

 

こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。

 

東京新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。

 

明るい神楽坂の街にあるアットフォームな学校です。

 

漢字が書けない。。。

 

ご相談者の少年は母親と一緒に来られました。

 

ご相談の内容は、漢字が書けなく成績が落ちるばかりで、クラブ活動もできなくなってしまって

悩んでいるとのこと。

 

本人は自分のことを「落ちこぼれ」と言います。

 

幼い頃から本に関心を示さず、読み聞かせをしてあげても興味を示さない子どもだったそうです

 

読むことも、理解もできるのだけれど、漢字が書けないので、他の教科も点数が取れないと。

 

運動も得意で、明るく学校も大好きなのに、成績が悪いのでクラブ活動にも出させてもらえない

のだとか。。。

 

できないことをできるようにする教育も大事だと思うけれど、できることをもっと伸ばしてあげ

られるような教育もあったほうが良い。

 

教育がもっと寛容で、子どもの才能を伸ばしてあげられるようになんとかできないものかと思い

ます。

 

偏見

 

こんな子を周囲は「落ちこぼれ」と言い、本人も自分は「落ちこぼれ」と思い込む。

 

そういうレッテルを張る。

 

嫌だな〜

 

以前、新聞の読者投稿に、

 

「精神障害者へ正しい理解を望む」という内容の投稿がありました。

 

精神障害者は、障害者雇用制度を使って障害者枠の求人に応募しても採用されることがない。

 

求人をする側は、身体障害者から、知的障害者、最後に精神障害者の順に取っていくので、

精神疾患を患っている人には仕事がこない。

 

採用する側に「精神疾患」に対する知識がなく、逆に強い偏見を持っている場合が多い。

 

こんな内容でした。

 

わたしたち人の中には、誰しも「思い込み」や「偏見」といった偏った見方をするところがあり

ます。

 

人は、自分が見たいように人を見るところがあります。

 

「あの人はきっと冷たい人だ」とか「あの人はきっと意地悪な人だ」「あの人は悪い人」

「この人は良い人」。。。

 

相手に対しての知識がないことから起こる偏見もあるでしょうが、その偏見的な見方が、見て

いる人の心の防衛反応である場合もあります。

 

偏見はその人の「恐怖」や「不安」から現れるからです。。。

 

人は、自分と違うものに対して恐怖を感じるのですね。

 

茨木のり子の詩集から

 

今夜は大好きな、茨木のり子の詩集から~

 

落ちこぼれ

和菓子の名につけたいようなやさしさ

落ちこぼれ

いまは自嘲(じちょう)や出来そこないの謂(いい)

落ちこぼれないための

ばかばかしくも切ない修行

落ちこぼれにこそ

魅力も風合いも薫るのに

落ちこぼれの実

いっぱい包容(ほうよう)できるのが豊かな大地

それならお前が落ちこぼれろ

はい、女としてはとっくに落ちこぼれ

落ちこぼれずに旨(うま)げに成(な)って

むざむざ食われてなるものか

落ちこぼれ

結果ではなく

落ちこぼれ

華々しい意志であれ

 

「おんなのことば」茨木のり子   より

 

何度読んでも「いいな〜」!

 

東京スクールオブホメオパシー代表

(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子

東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)

℡ 03-5227-8305

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