自分の身体のことなのに、病院まかせ、人まかせにしていませんか?
2017/08/11
食べる物には気をつけていても、身体のことや病気のことを病院まかせ、人まかせにしていませんか?
「病気のことはわからないから。。。」
ひと昔前なら、こんなことも言えたかもしれませんが、今や素人でも病気について知ることも、その治療法を自分自身で選ぶことも出来る時代です。
ひとつしかない健康です、自分の健康は自分で守る意識を持ちましょう。
こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。
東京神楽坂で、ホメオパシーによる健康相談を行っています。
ピロリ菌除去のリスク
胃がんのリスクを高めるというピロリ菌。
ということから、ピロリ菌の除菌が胃がん予防として行われています。
ところが、この予防法が食道がんのリスクを高めることを知っていますか?
ホメオパシーのセッション(健康相談)に来られた方で、こんな方がいらっしゃいました。
「ずっと長い間胃の痛みがあったので、思い切って病院へ行くと、ピロリ菌が見つかりました。保険が適用されることもあって、除去してもらいました。
ところが、それ以降も時々胃の痛みがあるので、ホメオパシーでなんとかできないものかと思い相談に来ました」と。
そもそもピロリ菌の除去ががんの予防になるの?
慢性胃炎や胃潰瘍などのある人でピロリ菌が見つかれば、胃がんに移行する可能性が高いとして、病院ではピロリ菌の除去を勧められます。
その方法として、強い抗生物質を処方され、その薬から胃を守るために4週間胃薬(そのくらい強い薬だからです)を飲み続けます。
それでもまだ除菌に成功しなければ薬が追加され、治療が延長されます。
胃がんは日本人に多いがんですが、ピロリ菌がいなくても胃がんになる人はいます。
そして、胃はもちろん腸とつながっています。
腸には、1000兆個もの腸内細菌がいるそうです。
この腸内細菌には、私たちの身体にとって大切な働きをもたらしてくれる大切な常在菌があります。
それらが、消化吸収を助けてくれたり、ビタミンの合成や外からの病原体を駆除してくれたりするのです。
さらには腸には、免疫細胞の7割があると言われています。
そんな大切な腸、予防という目的のために、強い抗生物質でむやみやたらに菌を除去してしまって良いのでしょうか?
抗生物質には、良い菌も悪い菌も判断することができないのですから。
ピロリ菌除去の悪影響として、除去することで胃の中のものが食道に逆流してしまう「逆流性食道炎」になりやすくなることもわかっているそうです。
食道に炎症を起こすわけですから、悪くすればがんになることさえ考えられます。
これはいったい何のための治療なのでしょうか?
どんな治療法も自分でしっかりと調べること
常在菌の中には、時としてピロリ菌のように悪さをすることもありますが、それは免疫力が低下している時に起こるので、健康な状態では害にはならないのです。
逆に、ピロリ菌除去は、7割の免疫細胞を持つと言われる腸にそれだけのダメージを与えるのですから、治療によって免疫を下げることになるのです。
本末転倒ですよね?!
最近では、なんと「胃がんのリスクを早いうちに排除しておく」ことを目的に、中学生にもピロリ菌除去を行うところが出てきているとか。。。
病院や医師に勧められたからと言われるままに治療を受けるのではなく、ピロリ菌除去がどういうことを身体に及ぼすのかをしっかりと知る必要があります。
ホメオパシーのご相談者には「胃腸」の問題を抱える方も多いです。それはホメオパシーが結果を出せる療法だからです。
でも、ホメオパシーについても、それがどういうものかを知ってお受けになることが大切です。
どんな方法も、大切な身体に関することは、決して言われるままに病院まかせ、人まかせにせず、しっかりとした知識を持って治療を受けることが必要です。
大事なかけがえのない身体ですから。
ホメオパシーであっても、自然なものだから安心、薬を使わないから安心ではなく、ホメオパシー療法がどういうものなのか、まずは説明をしっかりとお聞きになることが大事です。
ホメオパシーをお知りになりたい方は、どんなことでも積極的にお尋ねください。
東京スクールオブホメオパシー代表
(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子
東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)
℡ 03-5227-8305