頑張りすぎる人は、頑張り過ぎていることに気がつかない
「頑張れ」
私たちは小さい頃からこう言われて育って来ているように思う
しかし、頑張っても頑張っても、これでよしとならない人がいる
頑張る人は、時に自分が頑張っていることに気がつかない
頑張り過ぎているにもかかわらず。。。
東京新宿区神楽坂で自然療法の学校を運営しています。
神楽坂の明るい街にある、少人数クラスを特徴とした学校です！
頑張る呪縛
頑張ろう！
頑張ってる！？
頑張るねぇ〜
頑張らなくちゃ！
この言葉を小さい頃から耳にタコができるほど聞いて来たし、
言って来たように思うのは私だけではないと思う
時には励ましの言葉にもなるし、
自分を鼓舞する言葉にもなるけど、
頑張る呪縛に取り憑かれている人もいる
仕事
家事
子育て
介護
頑張る対象はさまざま
問題は頑張りすぎていること
しかも本人は
頑張りすぎていることに
気がついていないことが多い
「頑張り過ぎじゃないの！？」
と言っても、
〇〇さんはもっと頑張ってる
まだまだ私は頑張りが足りないと、取り合わない
どこまで頑張れば気がすむのだろう？
なぜ、そこまで頑張るのか？
体を壊してまでなぜ頑張るのか？
その理由はそれぞれ、
頑張っている本人にもわからないことが多い
頑張りすぎのレメディ
ホメオパシーのレメディは、それぞれにさまざまな心の傾向を持っている
その中には、「頑張りすぎる」傾向を持つレメディもたくさんある
そのいくつかのレメディをご紹介したいと思う
超完璧人間のレメディ
乳がんの病変組織から作ったレメディがある。カシノシ(Carcinosin）と
呼ばれるレメディである。
まさに偉大なる完璧主義者のレメディ。
まるでがん化した細胞が増殖をするように、その完璧を求める心は
限度を知らない。
仕事では、全てに完璧を求める。
完璧を求めるあまりに、いくらやってもこれで良しとはならずに終わりがない。
家庭人では、完璧に家事をこなす。料理にも洗濯にも掃除にも余念がなく、
徹底的に、完璧に仕上げるのだ。
そして、どちらも当然心身ともに疲弊してくる。
それでも、止めることができないのである。
これは、子供の頃に親から厳しく躾をされた経験があったり、
厳しい教育を受けてきたそんな子供時代を送った人に多い。
子供は、親の期待以上に完璧に頑張るのである。
そして、大人になっても「頑張る呪縛」から解放されないのである。
野心に取り憑かれたレメディ
植物のレメディで、ヌックスボミカ（Nux-vomica）は
まさに野心家のレメディである。
出世や、キャリアを掴み取るためには寝る間も惜しんで働く
凄まじいエネルギーを持つレメディである。
能力があり、努力家で、自信家であるこのレメディは、
ワーカホリックとなり、仕事に取り憑かれる。
人の何倍も働き、持ち前のタフさが少々の疲労にも負けない。
ところがそれも行きすぎると、
徐々に疲労が積み重なり、睡眠が足りなくても早朝には目が覚めて
それからもう一度寝るなんてことはできない。
睡眠不足から疲労も極限まで来るが、仕事の手を止めることはできない。
なぜなら仕事の手を止めればその野心は達成できないからである。
仕事でも家事でも、効率を優先するこのレメディは、
思うようにいかなくなると、イライラが酷くなり、人に当たり散らし、
周囲の人間にその苛立ちをぶつける。
疲れた体に鞭を打つように
コーヒーやタバコ、酒などの刺激物を好む。
このレメディを必要とする人は、最終的に体に何か問題が生じるまで
その手を休めることはないのだ。
今の世の中
他人にも自分にも厳しいなぁ〜とつくづく思う
これでいいのだ
これでいいのだ
といっていると
失敗だと思えない
だから
これでいいのだ！
これでいいのだ
といっていると
これでじゅうぶんだと思う
だから
これでいいのだ！
これでいいのだ
といっていると
あきらめがつく
だから
これでいいのだ
これでいいのだ
といっていると
時間があっという間にたって
何だったかさえわからなくなる
だから
これでいいのだ！
これでいいのだ
といっていると
顔が上がり
頭の上に空があることに気づく
だから
これでいいのだ！
座禅断食で指導してくださる野口法蔵さんの著書
「これでいいのだ」
から抜粋させていただきました。
「これでいいのだ」って口に出して行ってみると
そう思えるようになるのではないかなぁ。。。
