自分が嫌い!

   

忙しい毎日のナチュラル健康習慣

 

〜からだ想いのメールマガジン〜

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「おもしろいもんだなぁ。。。」とつくづく思うんです。

ブログでもメルマガでも作文でもなんでもいいのですが、

自分が書いたものに誰かから感想を一言もらうとすると、

その一言で、自分が書いた文章が

自分の中にもっと確かなものとして返ってくるのです。

書いていた時よりももっとずっと明確になって!!!

 

東京新宿区神楽坂で自然療法の学校を運営しています。

神楽坂の明るい街にある、少人数クラスを特徴とした学校です。

 

 

インタービーイング

 

こんな時、ティク・ナット・ハン師(ベトナムの僧侶)の仰る

まわりのすべてとのインタービーイング(相互存在)を実感するのです。

 

例えば、瞑想などは、単独でするよりもサンガなどの安心できる場ですると

より深められるといいます。

 

また、座禅なども、単独でするよりも何人かで行なう方が、良い坐禅を

組めるように思います。

 

わたしたち人間はみな相互関係の中で生きています。

 

孤島にひとりぼっちで生きていたら、自分がどんな人間かもわからない。

私って嫉妬深い人間なのか、怒りっぽい人間なのか、他人に無関心な人間なのか、

穏やかな人間なのか。。。自分ひとりじゃじゃ自分のことがわからない。

 

自分以外の人間がいてこそ、自分という人間が見えてくる。

 

孤島にひとりぼっちで生きていたら、

自分を取り巻く世界がどんな世界に見えるのだろう。。

きっと自分の身の回りだけが世界のすべてと思うのかもしれない。

 

それと同じで、自分の考えていることは自分ひとりの世界では深まらない。

自分以外の人を通してもっと明確になるし、もっと広がりを見せるように思うのです。

 

ひとりぼっちじゃ自分も見えないし、世界も見えない。

 

人を通じて自分のことがわかるし、世界も見えてくるのです。

 

誰かの役に立つことをすること

 

さて、こんな悩みを持っている人がいます。

 

「自分を肯定できません。自己肯定感を上げるにはどうしたらいいのでしょう?」

「自分のことが嫌いです。自分のことを好きになるにはどうしたらいいのでしょう?」

「自分はダメな人間です。こんな風な自己否定をやめるにはどうしたらいいのでしょう?」

 

こういう悩みを持つ人の中には、

自分を肯定するためにありとあらゆる資格を取ったり、

さまざまなセミナーを受け続けたりと凄まじい努力をされている人もいます。

ところがそれでも答えが出ない。。。

 

もう、これ以上どうしたらいいのか???

 

するとある人が、その答えは

誰かの役に立つことをすること!と言っていたのです。

 

自分のことだけではなくて、誰かのために行動してみるということ。

 

それにはまずは、人に興味を持つこと。

変な興味ではなく、関心を払うことであります。

 

関心を持てれば、相手が何を求めているかがわかるし、

自分に何ができるかも考えられるから。

 

誰かの役に立てることが、自分の人生をもっと豊かにしてくれる。

 

きっと自分のことも好きになる!

 

あなたという生物は、あなた以外の要素だけで出来ている

 

さて、もうひとり、こんな悩みを持っている人がいました。

 

自分はあらゆる生き物の中でも、「存在に値しない生き物だ」

と思っている人がいました。

 

これにティク・ナット・ハン師(ベトナムの僧侶)が答えています。

 

仏陀は云いました。

 

あなたという生物は、あなた以外の要素だけで出来ています。

(ここで周りにいる人たちから明るい笑いが起きる)

 

もしあなた以外の要素を責めるとしたら。。

そんなことしたくないでしょ?

 

私たちは皆、私たち以外の要素でできています。

 

私たちすべてがあなたを構成するあなた以外の要素です。

 

陽の光、空気、水、海、山、これらがあなたを創るのです。

 

他から切り離したあなたはないのです。

 

あなたが自分を嫌うとき、あなたは陽の光や空気、水を嫌うのです。

 

そんな時は、それらをすべて総動員して再構築する必要があります。

 

また、周りの人たちからの協力を借りることができます。

 

私たちは全ての人を抱きしめることができます。

 

みんなを抱きしめるとき、あなたはあなたを抱きしめています。

 

あなたはひとりではない。

 

絶対的な個は存在しないのです。

 

ティク・ナット・ハン師のお話はこんなお話でした。

 

一瞬、からだの中を心地よい風が吹き抜けていきました

 

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