良いストレスと悪いストレスの違い

普通、「ストレス」と聞くと、「悪いもの」という印象を持ってしまいますね！？

 

でも、ストレスには悪いものばかりではなくて、良いストレスもあります。

 

どんなストレスが良くって、どんなストレスが悪いのでしょう？

 

こんばんは、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。

 

東京新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。

 

明るい街の中にあるアットフォームな学校です。

 

良いストレスと悪いストレス

 

ストレスには、精神的なストレスと肉体的なストレスがありますが、どちらも破綻を引き起こし

てしまうようでは、これは悪いストレスとなりますが、

 

人にとってある程度のストレスは、逆にそれによってバランスが取れるということもあるのでは

ないかな～と思います。

 

人間、多少のストレスに対してはそれに適応しようとバランスを取ります。

 

そんなストレスも何もなく、のんべんだらりとしていることが、必ずしも良い状態であるとも言

えないのです。

 

「ヤジロベイ」みたいなものかもしれませんね？

 

あっちに揺れ、こっちに揺れしながら適応しようとすることの方が、じっと動かないでいるより

も、たくましく成長していけるのかもしれません。

 

英語では良いストレスをEustress、悪いストレスをDistressと言うそうです。

 

「良いストレス（eustress）」とは、自分を奮い立たせてくれたり、勇気づけてくれたり、元気

にしてくれたりする刺激です。

 

「悪いストレス（distress）」とは、自分のからだやこころが苦しくなったり、不快な気分に

なったり、やる気をなくしたりするような刺激とその状態のことです。

 

良いストレスとは、なりたい自分に向けて、自分をもっと引き伸ばしていくようなものかもしれ

ません。

 

逆に悪いストレスとは、自分を外から押しつぶしてしまうようなストレスかもしれません。

 

人間、やはり良いストレスがないと成長しないでしょう。

思春期によく見られる成長痛というのが、まさに良いストレスのイメージかもしれません。

 

グーッと身長を伸ばすために起こる痛みです。痛いけれど伸びて成長する（笑）

 

一方で悪いストレスは人間を停滞させます。成長を止め、やる気は削がれていきます。

 

 

やりたいことががあるけど、それをするには足りない物がたくさんあるから、だからそれを学ばなくっちゃ！

 

これは良いストレスかな！

 

一方で悪いストレスは……

 

兄貴はいっつも褒められて、オレは叱られてばっかり、しょうがないオレは勉強ができない

から。。。

 

どちらも自分の中に足りていないものがあるけれど、その受け取り方は全く違いますね。

 

どんなストレスも、結局は受け取り方次第ということでしょうか？

 

忙しいとヒマはどちらがいい？

 

 

忙しいとは、「心を亡くす」と書きます。

 

現代人は、いつも何かに追われていますよね？

 

時間に追われ、仕事に追われ、家事に追われ、いつもいつも急いでいますね！

 

何かに急いでいる時には、目の前の事態に素早く対応しなければならないので、息を詰めて緊張

します。

 

そうすると、身体は交感神経優位の状態になり、それが続くと呼吸が浅くなり、血流が悪く

なり、低体温、低酸素状態になってしまいます。

 

そしてこれがさまざまな問題を生じてしまうわけです。

 

身体だけでなく、気持ちもイライラ、カリカリ、ピリピリ。。。人に当たったり、

 

 

ところがヒマすぎても、動くこともないので体は停滞し、心も動きません。

 

心が動かなければ、感動も喜びも味わうことができません。

 

年末を迎え、慌ただしく忙しい毎日、心を亡くしてまでやらなければならないことってそんなに

ないかもしれないと慰めつつ、

 

もし何もやることがなかったら、それはそれでつまらない人生だな。。。と、よくわからないこ

とを呟きながら今日ももう日が暮れてしまった。。。

 

 - ホメオパシーとこころ