「もう絶対我慢出来な〜い」そんな、あなたのレメディは?
2016/09/27
おはようございます、東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。
新宿区神楽坂でホメオパシーの学校を運営しています。
ホメオパシーに関心を持つ方は、圧倒的に女性なのです。
女性は、思春期の頃から「生理」を通じて身体の変化が身近であり、さらには出産や子育ての中で健康について関心を持たざるを得ないということがあるのかもしれません。
さらに、女性の中の母性という本能が、ケミカルなものではなく、より自然なもの(ホメオパシー)を求めていくことからホメオパシーに関心を持たれるのかもしれません。
また、新しいことを取り入れる柔軟性も男性よりあるかもしれませんね(笑)。
毎月訪れる「生理」は、女性にとって大きな問題となりやすく、仕事が妨げられたり、人間関係を難しくしてしまったりなど、人によっては人生のクオリティーを下げてしまうことにもなりかねません。
いわゆるPMS(Premenstrual Syndrome)、日本語でいう月経前症候群です。
PMSとは、生理が始る前の約2週間に起こる、心と身体のさまざまな不調のことで、生理が始ると自然に消えたり、軽くなったりするのが特徴です。
・生理前になると、イライラが酷く、怒りっぽくなり、感情を抑えられない。。。
・生理前になるとついつい子どもを怒鳴ったり、叱りつけたりしてしまう。。。
・生理前になると、身体が怠く、気力もなくなり、仕事に行きたくなくなる。。。
このようなPMSで悩んでいる女性は、それと自覚していない人も含めるとかなりの数になるようです。
生理は毎月来るものなので、PMSの症状をお持ちの方は、毎月悩まされることになるのです。想像以上に大変なことですね!
今回は、そんな女性の大きな味方となるホメオパシーレメディをご紹介しましょう。
「我慢」がテーマ
ハーブのカモミールをご存知ですか?
そうです、ハーブティーとして安眠を誘ったり、気持ちを穏やかにする働きを持つお茶として人気がありますね。
そんなカモミールは仏語読みですが、英語読みではカモマイルです。ホメオパシーのレメディはカモミラと呼びます。少々ややこしくてすみません(汗)。
このかわいらしいお花のお話を少し。。。
カモマイル (学名) Matricaria recutita L. M. chamomilla L. Chamomilla recutita L.
(英名)German chamomile (和名) カミツレ(レメディ名)Chamomilla
ホメオパシーに使われるレメディは実に3000から4000種類程あり、自然界の中にある植物・鉱物・動物性のものなどから作られています。中でも全種類の6割から7割が植物由来のレメディなのです。
今回ご紹介するレメディの「Chamomilla カモミラ」はその中でも一般的によく使われるレメディであり、Chamomilla recutita, Matricaria chamomillaの学名を持つ英語名ではジャーマンカモマイルと呼ばれるキク科の1年草を原材料としています。
この植物はホメオパシーに限らず、ハーブ医学やアロマテラピーなどでもお馴染みです。
それぞれが異なった医学体系を持つホメオパシー、ハーブ医学、アロマテラピーですが、それにも拘らずこれらからこの植物にある共通するテーマを読み取ることが出来るのです。
ジャーマンカモマイルは1年草、夏に枯れて秋にはこぼれた種があちこちに芽を出します。
ロゼット状になった苗は、しっかりと地面に張り付き、厳しい冬の霜や寒さに耐えながら翌年の初夏にたくさんの小さな太陽のような花を付けます。
ジャーマンカモマイルはこの厳しい冬を耐えることによって、多くの花を咲かせ、香り豊かに丈夫に育つのです。
学名の古い属名Matricariaは、ラテン語のmother(母)、matrix(子宮)から派生しています。またChamomillaはギリシャ語のchamaelanの語尾変化したものでリンゴを指し、chamaiは地上を意味しています。
名前からわかる様に、「母」「子宮」「リンゴ」「地上」を象徴とする植物なのです。
夏に命を終わりますが、その役割を終えることはなく、根ごと引き抜いて土の中に鋤き込んでやることで次の植物を丈夫に育てることができるのです。
どうやら土壌中のミネラルのアンバランスを整え、有害細菌を殺してくれるらしいのです。昔からよく穀物畑に植えられて、麦の穂の生育を助けたと言われ、そこで育つジャーマンカモマイルはまた作用物質の含有量が最も高いと言われています。お互いを補完し合い相乗効果をもたらしているのです。
カモマイルはどこにでも芽を出し雑草のように扱われることもありますが、生命力の強い植物です。もっとも植物に「雑草」という偏見を与えたのは人間で、天皇陛下も「雑草という名の植物はない」と仰っていましたっけ。。。
レメディChamomilla(カモミラ)は女性の味方
ジャーマンカモマイルはあたかも母の子宮のように次の生まれ出る生命を支える母なる大地の植物です。
寒さに耐え、その役割を終えてもまだ地面から支える母のような忍耐強さがこの植物から伝わってきます。
地上のリンゴの名前を持つように、生命の果物と言われるリンゴの香りを持つこの植物の花言葉をご存知ですか・・・
実は、「逆境に耐えるエネルギー」という花言葉を持つ植物でもあるのです。
カモマイルという植物が見せるこのような表現から、私たちは「忍耐、我慢」の姿を読み取ることが出来ます。
そしてまたその植物から作られたホメオパシーのレメディであるChamomilaカモミラは、そのポラリティー(Polarity)(両極性)として「我慢できない精神状態や痛みに過敏な人たち」に必要とされるレメディなのです。
レメディChamomilla(カモミラ)はこんなときに
生理前にイライラします。
そんな時は大好きなコーヒーも
飲みたくありません。
このレメディが助けとなるでしょう!
耐えられないのですが。。。
そんな時にもいいですよ!
レメディの使い方は難しいですか?
効果的に使うためのポイントがあります。
それはどうしたらわかりますか?
講座で学ぶことをお勧めします。
一度学べば生涯安全に適切に使っていかれますよ。
乳歯が生えてきてむずかったり、歯や耳の痛みで機嫌が悪く泣き叫んだり、わけもわからずぐずったり駄々をこねたり、「もう嫌だ!我慢できないよ~、絶対我慢なんかできない!」といった「プッツン」と切れてしまったような乳幼児に。時々見かけるかもしれない、道路にひっくり返って大泣きをして手がつけられない、抱っこしてもなだめても機嫌が直らないようなお子さんに。
女性の場合では、道路にひっくり返って大泣きすることはさすがにありませんが、気持ちとしてはお子さんと同じです。「もう嫌だ〜!我慢できない〜!」と。そんな生理前の痛みを伴う精神的なイライラや感情の爆発に。神経質で痛みに敏感で、やはり手がつけられないような状態の女性に。
これからの時代、女性の力が社会の力となっていくとき、女性の可能性が、「生理」の問題で妨げられてしまってはもったいないですね。こんなときには是非レメディの力を借りて下さい。
ホメオパシーのレメディは、副作用もなく、安心して使うことができるのです。
人は自然と繋がり、共鳴し合っているのです
ハーブやアロマテラピーとしても、痛みを緩和したり、精神を落ち着かせたりする働きを持つこの植物は、ハーバリストのカルペッパーが「子宮を丈夫にし、難産の後に効果がある」と言いっています。
まさに女性のための植物ですね〜!
人は自然界と繋がり、共鳴し合っています。
カモマイルという植物から作られているこのレメディも、あなたと共鳴をして、あなたの不調を改善してくれるのです。
東京スクールオブホメオパシー代表
(株)スタンダードホメオパシー代表取締役 黒澤今日子
東京都新宿区天神町64神楽坂アトリエ64 2F(地下鉄東西線神楽坂駅矢来町出口より徒歩4分)
℡ 03-5227-8305