女性の味方「カモミラ」:ホメオパシーレメディ
数あるレメディの中でも
やっぱり「カモミラ」は女性の見方です!
東京都新宿区神楽坂で
自然療法の学校を運営しています
少人数クラスを特徴とした学校です
ジャーマンカモマイル→カモミラへ
秋に蒔いたジャーマンカモマイルの
小さな芽が
たくさん出て来ました!
(学名) Matricaria recutita L.
M. chamomilla L.
Chamomilla recutita L.
(英名)German chamomile
(ジャーマンカモマイル)
(和名) カミツレ
ジャーマンカモマイルから出来た
ホメオパシーのレメディはカモミラ
(Chamomilla)と言います
ホメオパシーに使われるレメディは
実に3000から4000種類程
自然界の植物・鉱物・動物性のもの
などから作られています
中でも全種類の6割から7割が
植物由来のレメディです
「Chamomilla カモミラ」は
一般的によく使われるものであり
Chamomilla recutita,
Matricaria chamomillaの学名
英名でジャーマンカモマイルと言う
キク科の1年草を原材料とします
これは、ホメオパシーに限らず
ハーブ医学やアロマテラピーなどでも
お馴染みですね
それぞれが異なった医学体系を持つ
ホメオパシーであり、ハーブ医学、
アロマテラピーですが
それにも拘らず
これらからこの植物にある
共通するテーマを
読み取ることが出来ます
ジャーマンカモマイルは母なる大地のハーブ
ジャーマンカモマイルは1年草で
夏に枯れて秋にはこぼれた種が
あちこちに芽を出します
ロゼット状になった苗は
しっかりと地面に張り付き
厳しい冬の霜や寒さに耐えながら
翌年の初夏にたくさんの
小さな太陽のような花を付けます
ジャーマンカモマイルは
この厳しい冬を耐えることによって
多くの花を咲かせ
香り豊かに丈夫に育ちます
学名の古い属名Matricariaは
ラテン語のmother(母)、
matrix(子宮)から
派生しています
またChamomillaはギリシャ語の
chamaelanの語尾変化したもので
リンゴを指し
chamaiは地上を意味します
夏に命を終わりますが
その役割を終えることはなく
根ごと引き抜いて土の中に
鋤き込んでやることで
次の植物を丈夫に
育てることができます
土壌中のミネラルの
アンバランスを整え
有害細菌を殺してくれる
と言われます
昔からよく穀物畑に植えられて
麦の穂の生育を助けたと言われ
そこで育つジャーマンカモマイルは
また作用物質の含有量が
最も高いと言われています
お互いを補完し合い
相乗効果をもたらしているのです
ジャーマンカモマイルは
どこにでも芽を出し
雑草のように扱われることもあり
生命力の強い植物です
もっとも植物に「雑草」という
偏見を与えたのは人間ですが
ジャーマンカモマイルは
あたかも母の子宮のように
次の生まれ出る生命を支える
母なる大地の植物なのです
寒さに耐え
その役割を終えても
まだ地面から支える
母のような忍耐強さが
この植物から伝わって来ます
地上のリンゴの名前を
持つように
生命の果物と言われる
リンゴの香りを持つ
この植物の花言葉をご存知ですか?
「逆境に耐えるエネルギー」
という花言葉を持つ
植物でもあります
ジャーマンカモマイルという
植物が見せる
このような表現から
私達は「忍耐、我慢」の姿を
読み取ることが出来ます
そしてまたその植物から作られた
ホメオパシーのレメディである
Chamomilaカモミラは
そのポラリティー(Polarity)として
「我慢できない精神状態や
痛みに過敏な人たち」に必要とされます
こどもと女性のレメディ
乳歯が生えてきてむずかったり
歯や耳の痛みで機嫌が悪く
泣き叫んだり
訳もわからずぐずったり
駄々をこねたりなど
「もう嫌だ!我慢できないよ~、
絶対我慢なんかできない!」
といった
「プッツン」と切れてしまったような
乳幼児にも
時々見かけるかもしれない
道路にひっくり返って大泣きをして
手がつけられない子供
抱っこしてもなだめても
機嫌が直らないような子
女性の場合では
生理前の痛みを伴う精神的なイライラや
感情の爆発に使われるレメディであります
神経質で痛みに敏感で
やはりこれも手がつけられない状態
ハーブやアロマテラピーとしても
痛みを緩和したり
精神を落ち着かせたりする
働きを持ちます
ハーバリストのカルペッパーは
子宮を丈夫にし
難産の後に効果があると言います
人間は、植物や自然全てと繋がり
共鳴しあっているのです