ホメオパシーで考える「病」と「逃避」

   

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コロナで今年も卒業式がどうなるのか。。

 

東京新宿区神楽坂で

自然療法の学校を運営しています

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逃避

 

「逃避」、「逃げる」という言葉に

ポジティブなイメージを持つ人は少ないかも。。。

でも「逃げるが勝ち」という言葉もあります。。。ね

 

長い一生の中では

嫌なこともあれば、

辛いことや耐えられないこと、

痛い、苦しいこともあります。。

「逃げ出したくなる」

ことありますね!

 

そんな中でも

逃げ出さずに、懸命に頑張って

乗り切ることの出来る人もいますが、

私は時に「逃げること」も必要だと思っています

 

むしろ「逃がしてやる」ことも必要だと思っています

 

昨日の卒業生向けの勉強会では

「統合失調症」の患者さんのケースを分析しました

 

母親からネグレクトされてきたと言う方が、

そんな母でも、ある時

体温計を電気に照らして温度を上げて

学校を休もうとした自分に、

「ニヤッ」と笑って

見過ごしてくれたことがあったそうです

 

実際にその時の母親の「笑」に

どんな意味があったのかはわかりませんが、

子供の頃のご本人にとっては、

母の暖かさを感じられた瞬間だったそうです

 

友達と喧嘩した。。。

上司に叱責された。。。

失恋した。。。

試験に失敗した。。。

 

こんな時、私たちは取り敢えず

お酒を飲んだり

美味しいものを食べたり

好きな曲を聴いたり

友達に愚痴を言ったり

ディスコに行ったり(これは私の時代か。。笑)

今はカラオケ?

 

こんな方法で憂さを晴らしたりしたことが

きっと誰でもあると思います

 

これらは現実の

嫌なことから逃げたいという真理

から出た行動ですね

 

ところが問題がもっと大きくなると

この逃避の行動がエスカレートします

 

酒浸りになる

過食になる

さまざまなAddiction(中毒)に陥る

社会と断絶する

 

どれも辛い現実からの逃避です

 

「病」も

時に「逃避」の意味を持つことがあります

 

「統合失調症」昔は「精神分裂症」

と呼ばれていた病も、

現実からの逃避の姿に見えることがあります

 

誰からも愛されない

誰からも理解されない

生きるのが辛い

 

そんな辛い現実から逃げたいという気持ちが、

無意識に病を引き寄せてしまうこともあると

「統合失調症」を患う患者さんを診て

思うことがあります

 

また、さまざまな病気がある中で

頑張りすぎる人が

病に陥ってしまうことは多いです

 

自分を逃がしてやらずに

追い込んでしまうからです

 

もちろん頑張ることは大事です!

でも時にはサボっちゃいましょう!

自分の機嫌をとること

時に自分を逃がしてあげること

 

頑張りすぎる人には

「サボること」そのものが難しかったりもしますが、

いいじゃないですか、たまには自分を

逃がしてあげましょうよ!

 

私は今日はたい焼きを食べて

あんこの世界に逃避いたしました〜

 

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