不眠にはハーブとホメオパシーレメディの組み合わせを!
不眠に悩んでいませんか?
東京新宿区神楽坂で
自然療法の学校を運営しています
少人数クラスを特徴とした学校です
トケイソウ
「トケイソウ」という植物をご存知ですか?
「ハーブ療法」や「ホメオパシー」では
重要な植物です!
学名は 「Passiflora incarnata」
ハーブ名は 「パッションフラワー」
レメディ名は「パシフローラ」と言います
この花の模様をよ〜く見てみてください!!
何かを連想しませんか??
そうです!!
どこか「時計の文字盤」に似ていませんか???
昔「特徴表示説」という考え方がありました
「特徴表示説」とは
植物が有する形や色、模様などをもとにして
人の治療に使っていくという考え方です
古代中国の伝承に登場する、
人々に医療と農耕の術を教えた「神農」や
ヨーロッパでは医師であり、
錬金術師と言われた「パラケルスス」も
この考えのもとに、人間に有用な植物に見出した
と言われています
今の人は「荒唐無稽な考えだ」と
思うかもしれませんが、
これによって多くの病を救い、
今もこの考えは医療の中に息づいています
さて、トケイソウに戻ると
時計の文字盤に似ているところから
昔から「不眠」の問題に使われてきました
中南米の先住民は強い鎮静効果と
精神安定効果を持つこの植物を
ずっと昔から使っていました
中国医学では
「心の火」が多すぎるためだと、
過度の興奮や不安に使われています
現在もハーブ療法やホメオパシーでは
・なかなか眠りにつけない
・夜中に何度も起きてしまう
などの「不眠」に
神経を鎮めて睡眠を促す効果があります
ハーブティーとして飲んでも
レメディでもとても効果があります
(どちらも私にはとてもよく効きました!!!)
不眠のハーブその他
ハーブにはその他にも
不眠に使われるものがたくさんあります
いくつかをあげてみます
ホップ(Humulus lupulus)
鎮静、催眠、鎮痛、過度の興奮を鎮める効果があります
(抑うつ症の時は大量に用いないこと)
カリフォルニアンポピー
(Eschscholzia californica)
穏やかで習慣性がない
過度の興奮を鎮める効果があります
バレリアン
(Valeriana officinalis)
精神安定、不安、不眠に効果があります
神経の興奮を鎮めます
(入眠剤の作用を増強するので、併用しない)
ウッドベトニー
(Stachys officinalis)
神経を鎮める、鎮静作用
(子宮を刺激するので、妊娠中は大量に飲まない)
他にもいろいろあります
不眠のレメディその他
一般的に不眠は原因が様々なので
自分に合ったレメディを見つけていくことが必要です
問題が深い場合はセルフケアでは難しいことがあります
専門家にご相談ください(ホメオパシーセッション)
一般的なレメディとして
コフィア
(Coffea cruda)
リラックスできない不眠
精神活動が活発すぎて、興奮して、頭の中が
いろいろな思考でいっぱいで眠れない
気持ちも頭脳も目まぐるしく活動して、
体は疲れていても眠れない
興奮して眠れない子供に良いレメディ
ヌクスウオミカ
(Nux-vomica)
イライラする不眠
遅く寝ても早朝目覚めて眠れない
イライラと過敏
他人にイライラをぶつける
コーヒーやアルコールなどの刺激物を欲求
イグナシア
(Ignatia)
決して眠れないという恐れ
あくびが頻繁に出ても寝付けない
寝床に入るのが不安
気分の変化が激しい
悪夢を見ることもある
不眠の原因はいろいろあるので
レメディも様々に違ってきますが
一般的にこれらのレメディはよく知られています
ハーブやレメディには
不眠に使われるものがたくさんありますが
・飲み方
・組み合わせ(ハーブとレメディの)
などがより効果を引き出すためには大事です!
またハーブによっては注意が必要なものもあります
専門家に相談することをお勧めします
こんな「不眠の問題」を
9月24日(日曜日)に
「50歳からの自然療法講座」で取り上げます
https://homeopathy-classicalschool.com/post-3447/
「睡眠」は今は問題がなくても
年を重ねていくと
多くの人が抱える問題でもあります
「睡眠薬」を常用すると
「依存症」になることもあります(怖いですね)
あるいは若くても
「睡眠」の問題を抱えている人もいます
この機会に「不眠改善」に
心身に負担のない自然な方法を学んでみましょう
50歳より下の方でも参加できます!
それにしても昔の人の
「観察力」「洞察力」「想像力」には
驚きますね!
それに比べて、
現代人は科学的という名の下で、
数値だけで判断し、
こういう人間としての能力を
失いかけているように思うのですが。。。