呼吸の大切さ

   

忙しい毎日のナチュラル健康習慣

 

〜からだ想いのメールマガジン〜

いつのまにか毎日が元気で楽しくなる

シンプルでナチュラルな暮らし方を

ナチュロパシーの学校を運営している経験から

わたしが毎日少しずつやっていることなど

さまざまな情報をお伝えしています

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「息を整え、心を整える」

鈴木秀子先生

 

東京都新宿区神楽坂で

自然療法の学校を運営しています

少人数クラスを特徴とした学校です

 

呼吸は健康のバロメーター

 

10年ほど前から

年に2〜3回ですが

「座禅断食会」に参加をしています

(コロナ禍の時期を除いて)

 

二泊三日の「座禅断食会」では

二日間は全く物を食べずに

座禅を繰り返します

三日目の朝に「明けの食事」をして

「宿便を出す」のが目的です

 

宿便が出ると

びっくりするほど心身爽快になり

やめられません(笑)

 

毎回

個人的に自分の中で「テーマ」を決めて

参加しているのですが

今回は10年目にして

改めて「呼吸」をテーマにしようと思ったのです

 

すると

私のテーマに合わせて下さったかのように

主催者である禅僧の野口法蔵先生の法話が

「呼吸」のお話だったので

なんともびっくりするわ、ありがたいわで

いつにも増して実りの多い会になりました

 

実は私は4年ほど前に

ヨガの練習で膝にケガをし

思いの外、重症となりました

 

膝のケガの前は

毎回座禅断食が終わると

筋肉が柔らかくなり

ヨガの練習が楽しくなっていました

 

膝が悪くなってからは

ヨガの練習と言っても

太陽礼拝くらいしかできないのですが

やはり座禅断食後は

柔軟性がアップしているのです

 

断食をすると筋肉が柔らかくなり

血管も筋肉だから

年齢的に固くなりつつある私の血管にも

良い効果があると聞きましたが

 

なんと膝の状態も

座禅断食後は格段に良いのです

これにはびっくりしました!

 

野口先生は

人間のからだには本当に

強靭な適応力があるといいます

適応するために大事なのが

「遅い呼吸法」であると

 

呼吸がからだをコントロールすることを

実感し、体得したお話が

最近のご著書に書かれていました

「からだで悟る!」

断食僧が教える「悩まない心身」のつくり方

臨済宗 野口法蔵

 

それはマイナス30度ほどの極寒の地で

修行をしている時

極限の寒さの中で

時間や空間の感覚もなくなり

意識が研ぎ澄まされ

自分のからだの中を流れる

血液の音が聞こえてくると

手の先、足の先が暖かくなってくるのが

わかったそうです

 

これは

遅い呼吸法によって足の指先

手の指先まで体温を常に高い状態

37度に保つことができるということ

これをするとからだは凍らないことを

会得されたそうです

 

凄いですね!

 

「呼吸法」

改めて日々の生活の中で

続けていこうと思ったのでした

 

座禅も

ヨガ(私の場合太陽礼拝だけ)も

プラムビレッジで参加した「歩く瞑想」も

みな「呼吸法」!

 

呼吸が上手になれば

血液の循環が良くなり

からだのすみずみに

血液が流れるようになります

 

忙しい日常でも

誰でも「呼吸法」はできますね

 

腹が立って怒りが出てきた時

ひと呼吸置く

 

イライラした時

深呼吸することくらいはできますよね

 

シスターの鈴木秀子先生は

「呼吸は健康のバロメーター」

とおっしゃっています♡

 

 

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