病気は偶然でなく、必然で起こる

   

忙しい毎日のナチュラル健康習慣

 

〜からだ想いのメールマガジン〜

いつのまにか毎日が元気で楽しくなる

シンプルでナチュラルな暮らし方を

ナチュロパシーの学校を運営している経験から

わたしが毎日少しずつやっていることなど

さまざまな情報をお伝えしています

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外出自粛が続く中、世の人たちはどう過ごしているのだろうと思います。

 

それほど、今のこの状況がこれまでの日常と違うからですね。。。

 

東京新宿区神楽坂で自然療法の学校を運営しています。

神楽坂の明るい街にある、少人数クラスを特徴とした学校です。

 

 

積ん読本(積んでおいた本を読む)

私も、これまでとは違う日常を過ごしています。

 

自宅でのヨガの朝練から始まり(それまでは家で練習するのがホント苦手でした)、

せっせと庭仕事に励み(それまでは庭仕事の時間があまり取れなくて。。)、

積んだままにしてあった本を読む(3.11の時には積んであった本が崩れてドアを塞いだ)、

そして一応仕事もする(笑)

毎日が淡々と過ぎて行きます。

 

仕事はもちろん自宅で行っています。

スカイプセッション、レメディの発送、生徒の課題のチェック、資料作成、いろいろ。。。

授業は今の状況では延期にしています。

 

外出出来ないので、「いや」外出しなくて済むのでいろいろ捗ります。

買い物はほとんど毎週配達してくれる宅配サービスで間に合うし、

 

積んどいた本の中には、以前読んでいたにも関わらず、

改めて読んでもいいことが書いてあるなぁ。。と、

読み始めると時間が経つのも忘れてしまいます、と言っても、

途中で居眠りも入ります。。。汗

 

そんな時、外出自粛のこの期間がなんだかありがたいような

貴重な時間と思えたりもするのです。

 

病気は偶然ではなく、必然で起こる

どんな本を読んでいるかというと、

多田富雄先生の本はよく読んでいて、また読み返しています。

多田先生の本で、最初に読んだのが「免疫の意味論」だったような。。。

 

安保徹先生の本もよく読んでいたし、素人にもわかりやすい語り口で

人にもよく勧めていたものです。

 

三木成夫先生の本も面白い、

最初に読んだのが「海・呼吸・古代形象 生命記憶と回想」だったか、

最近になって読んだ「内臓と心」も面白かった。

禅僧の星覚さんが三木先生の本の話をしていて、

勝手に星覚さんというお坊さんに親近感を覚えたっけ。。

 

今日は、安保先生の本をご紹介します。

「安保徹のやさしい解体新書」から抜粋したものです。

 

病気は偶然でなく必然で起こる

 

病気は偶然起こるものではありません。

特定の人にだけ起こるものでもありません。

間違って起こるものではありません。

起こるべくして起こる、必然のものです。

これが免疫学の研究を40年以上行ってわかった結論です。

 

病気の人と健康な人の差は、「バランスのとり方」にあります。

 

人間の体は20億年以上も前から進化を繰り返しながら

築き上げられてきたものです。

太古の先祖は単細胞生物で、酸素が嫌いで低温が大好きで

エネルギーをつくる解糖系生物、さかんに増殖分裂を続ける

不老不死の生命体です。

 

大気中に酸素が増えてきて生存しづらくなり、

生き残る道を模索しました。

目をつけたのが、酸素から効率のいいエネルギーを

つくり高温が大好きなミトコンドリア生命体です。

ですが、酸素を利用するがゆえに活性酸素を発生し、

老化は避けられません。

 

ミトコンドリアのつもり

 

まったく異質の2つの生命体が合体し、

画期的な真核生物が誕生しました。

 

そして共存共栄をはかる道を見出すために、

何億年もかけて絶妙なバランスをとって進化してきたのが人間です。

 

2つの生命体の約束は、人類発生以来持ち続けてきた法則となり、

体内のシステムとして形づけられています。

 

体には、不足な物は産生し、過剰な物は排泄するしくみ、

壊れた物は修復し、再生できない物は死滅させる、

再利用できる物は循環させるしくみ、自律神経や免疫のシステム、

エネルギー生成や人間の成長過程で推移して行くしくみなどがあり、

人間にはつくることはできません。

 

病気にならない秘訣は、体の恒常性を維持しようとしたり、

修復しようとしたりする反応を理解し、

知恵と工夫を駆使してバランスをとることです。

 

(まったくホメオパシーと同じです

どんな病も、

このバランスの乱れによって

引き起こされると

ホメオパシーでは考えます)

 

現代医学は、細分化され専門化されてしまっています。

……….

一部の臓器や特定の病気ばかり詳細に検査分析し、

対症療法で治療し続けても治癒するわけではありません。

体がつながっていることを忘れているからです。

 

病と健康についての基本的な考え方がここにありますー!!

 

何年もホメオパシーを勉強していても

時にこの基本を忘れることがあります。

なぜなら、現代医療的な考えが知らず知らずに

染み付いてしまっているからです。

 

染み付いてしまったもの

こびりついてしまったもの。。。

習慣や考え方にも同じことが言えます

 

不自由な自粛生活も、そんなことに気づく良い機会になるかもしれません。

 

 

 

 

 

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