ピロリ菌を除去したら。。。

   

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週末は寒くなりそうです

 

東京新宿区神楽坂で

自然療法の学校を運営しています

少人数クラスを特徴とした学校です

 

ピロリ菌を除去したら。。

 

ホメオパシーのセッション(健康相談)

に来られた方で

こんな方がいらっしゃいました

 

「ずっと長い間胃の痛みがあったので、

思い切って病院へ行くと、ピロリ菌が

見つかりました。保険が適用されること

もあって、除去してもらいました」

 

ところが、それ以降も胃の痛みがあるので

ホメオパシーでなんとかできないかと思い

相談に来られました

 

慢性胃炎や胃潰瘍などのある人で

ピロリ菌が見つかれば

胃がんに移行する可能性が高いとして

病院ではピロリ菌の除去を勧められます

 

その方法として、強い抗生物質を処方され

その薬から胃を守るために

4週間胃薬(そのくらい強い薬だからです)を

飲み続けます

それでもまだ除菌に成功しなければ薬が

追加され、治療が延長されます

 

胃がんは日本人に多いがんですが

ピロリ菌がいなくても胃がんになる人はいます

 

そもそもピロリ菌の除去が
がんの予防になるのでしょうか。。。?

胃はもちろん腸とつながっています

 

腸には、1000兆個もの腸内細菌が

いるそうです

 

この腸内細菌には、私たちの身体に

とって大切な働きをもたらしてくれる

大切な常在菌があります

 

それらが、消化吸収を助けてくれたり、

ビタミンの合成や外からの病原体を

駆除してくれたりするのです

 

さらには腸には、免疫細胞の7割が

あると言われています

 

そんな大切な腸、予防という目的の

ために、強い抗生物質で

むやみやたらに菌を除去してしまって

良いのでしょうか。。。?

 

抗生物質には、良い菌も悪い菌も

判断することができないのですから

 

ピロリ菌除去の悪影響として、

除去することで胃の中のものが食道に

逆流してしまう「逆流性食道炎」に

なりやすくなることもわかっているそうです

 

食道に炎症を起こすわけですから、

悪くすればがんになることさえ考えられます

 

これはいったい何のための

治療なのでしょうか?

 

常在菌の中には、時としてピロリ菌の

ように悪さをすることもありますが

それは免疫力が低下している時に起こるので

健康な状態では害にはならないのだそうです

 

逆に、ピロリ菌除去は

7割の免疫細胞を持つと言われる腸に

それだけのダメージを与えるのですから

治療によって免疫を下げることになると

本末転倒ではないかな。。。?

 

最近では、なんと

「胃がんのリスクを早いうちに排除しておく」

ことを目的に、中学生にもピロリ菌除去を

行うところが出てきているとか。。。

 

病院や医師に勧められたからと

言われるままに治療を受けるのではなく

ピロリ菌除去がどういうことを身体に及ぼすのか

しっかりと考える必要がありますね!

 

 

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